庭に木を植えて四季の移り変わりを感じる・・・ 最も分かりやすく、そして最大の楽しみと言えます。
特に落葉樹は、さまざまな姿に変化することで、 日本特有の四季の移り変わりを印象づけてくれます。
たとえば桜であれば、春を迎え満開に 咲き誇った後に、芽吹き、若葉を茂らせます。
夏の酷暑を和らげる木陰を提供してくれたかと思えば、 秋には葉を真っ赤に色づかせて、そして散ります。
冬に立ち枯れたような姿となっても、 枝の先には冬芽をつけ、翌春、再び開花するための 準備が整っているという具合です。
そんな季節感のある庭を楽しみたいのであれば、 季節によって姿を変える樹木を選ぶようにします。
カキやアケビなどの果樹は、秋の実りといった形で 季節の訪れを感じさせてくれます。
花は、その美しい姿、または香りで 季節の訪れをもっとも端的に感じさせてくれます。
赤や黄に色づく秋の紅葉はもちろんのこと、 春の新芽や若葉の季節も魅力的です。
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