祝(イワイ):青リンゴとして出荷される品種で、
甘味も酸味も程よくあります。
暖地性なので開花木が早く、
受粉樹に向きます。
熟期は8月〜9月です。
国光(コッコウ):国光は樹勢が強く半開帳性で、
育てやすいのが特徴です。
美しい鮮紅色の縞があり、
肉質が堅く、味は淡白です。
国光の熟期は10〜11月で、
かつては日本のリンゴ栽培の中心品種でした。
旭(アサヒ):旭は180gぐらいの中果で、
香りがよく、甘みが強く、
酸味がやや強いのが特徴です。
旭の熟期は8〜9月です。
スターキング・デリシャス:スターキング・デリシャスは香りがよく、
酸味が少なくて、甘みが強いのが特徴です。
スターキング・デリシャスの熟期は10月です。
ゴールデン・デリシャス:ゴールデン・デリシャスの果実は大きく、
220gほどもあります。
黄色系で肉質、味覚、香りともによいのが特徴です。
結実期に入るのは早いですが、
果肉がしまりにくく、さび病が出やすく、
薬害に弱いので袋かけが必要です。
ゴールデン・デリシャスの熟期は10月です。
紅玉(コウギョク):紅玉は樹勢が強く、結実も多いのが特徴です。
果肉はしまり、甘みと酸味が程よく、
香りもよいが病害に弱く、さび病が出やすいです。
紅玉の熟期は10〜11月です。
王鈴(オウレイ):王鈴は黄色系で、
味はゴールデン・デリシャスに似ています。
結実が多く、袋かけは不要です。
王鈴の熟期は10〜11月です。
矮性樹(ワイセイジュ):普通のリンゴは樹高5〜6m、枝張り7〜8mになるが、
矮性台木に接ぎ木したアルプス乙女などの矮性樹は、
樹高2〜3m、枝張り2〜3mで立派に果実をつけるので、
狭い庭でも栽培ができます。
普通の品種が結実するまでに5〜6年かかるのに対し、
矮性樹は3〜4年で結実するため、家庭栽培に最適です。