ルドベキアは夏から秋にかけて、黄色い花を咲かせる高性種。
冬の間は葉はロゼット状になる。
ルドベキアは真夏の炎天下でも花を咲かせる丈夫な植物で、
切り花はもとより鉢花や夏花壇、品種によっては
地面を覆うグラウンドカバーにも利用することができます。
園芸的には、花後に枯れてしまう一年草タイプのものと、
花後に地上部(茎や葉)が枯れるものの、根の状態で越冬し、
春に再び芽を吹いて花を咲かせる宿根草タイプの2つに分けることができる。
ルドベキアの主な開花期は夏〜秋ですが、
早いものでは梅雨頃から花を咲かせます。
基本の花色はオレンジや黄色で色幅自体はさほど多くないが、
小輪種や大輪種、一重咲きや八重咲きなど、花姿はバラエティーに富む。
ルドベキアは多くの種類があるが、おすすめは、
8〜10月に花が咲く日向向きの「タカオ」と
7〜9月に咲く、日陰でも育つ「ゴールドストラム」。
両者とも性質が強く、切り花としても楽しめる。
植える時期:ルドベキアの植え付けや植え替えは、4月が適期です。
1年生のものは霜が降りる頃に枯れるので、植え替えは必要ない。
増やし方:ルドベキアの増やし方は、タネがよく発芽する。
まき時は植え付けと同じ3〜4月で、
種がこぼれたままほおっておいても生長するほど丈夫。
宿根性のものは、葉が茂って大きくなったら、
3〜4月に株分けをして増やすこともできる。
植える場所:ルドベキアは直射日光にがんがん当てても大丈夫なので、
日当たりのよい場所を選んで植え付けるようにします。
剪定やお手入れ:ルドベキアは花が満開の時期が少し過ぎたら、
花茎ごと切り戻しをおこなうと、再び花を咲かせることができる。
手入れは、草丈が高くなる品種は5〜6月に目先を摘んでやると、
ワキ芽が生長し、こんもりと茂ったやや草丈が低く抑えられる。