サルビア グアラニチカは夏も休まずに、
神秘的な濃い紫花を咲かせ続ける暖地向きの大型種。
茎が直立して花をつける。
草姿が暴れ気味で自然風の植え込みや、
南面の建物沿いにおすすめ。
サルビア グアラニチカのその他の用途としては、
夏から秋にかけての花壇用の植物などとしてよく利用される。
日本では花を観賞するものを「サルビア」、
ハーブなどに利用されるものを「セージ」と区別することが多いですが、
どちらも同じ仲間で、海外ではどちらともセージと呼ぶ。
サルビア グアラニチカには薄紫や赤紫の品種もあるが、
これらは夏の間は花つきがやや悪いのが特徴。
植える時期:サルビア グアラニチカの植え付けや植え替えは、
冬を越して毎年花を咲かせる宿根性の物は3月に行います。
一度植え付けると植え替える必要はありません。
植える場所:サルビア グアラニチカの植え付ける場所としては、
日当たりのよい場所のほうが生育がよく花つきもよいが、
真夏の直射日光に当たり続けると株が弱り生育がおとろえるので、
夏は午前中いっぱい日があたり午後からは陰るような場所が適している。
また、サルビアは排気ガスに弱いため、
道路沿いの花壇には適さないので注意。
剪定やお手入れ:冬は地上部を切り戻し、春に肥料を与える必要がある。
サルビア グアラニチカは地下茎で増えて、
離れた場所から芽を出すので、
不要な場合には切って、整理をするようにする。