植える時期:スモモの植え付けや植え替えは、
2〜3月、11〜12月が適期です。
植える場所:スモモは砂質地を除けば、土質は選びません。
開花後、晩霜の被害を受けると、
幼果が黄色くなって落ちるので、
あらかじめ暖かい場所を選んで植えます。
剪定やお手入れ:スモモは開心自然形に仕立てるようにします。
まず、横向きの側枝は残し、
上向きの強い枝を切ります。
結実枝は先端に葉芽ができ、
結果部がだんだん遠くなるので、
3〜4年で切り戻して新梢を出させます。
夏期は徒長枝、込み枝、弱い枝を切り、
特に強い枝は早めに切らないと、
翌年の花芽ができません。
注意する病害虫:5月上旬ごろ、フクロミ病(果実の外側が青白くなる)が
発生するので、見つけ次第取り除きます。
また、黒斑病(葉や果実に黒い斑点ができる)には
水和硫黄40倍液かダコニール水銀剤の
600〜800倍液を撒きます。
スモモで注意が必要な虫害では、
新葉につくモモコフキキアブラムシには
エストックスやスミオチンが、
コガネムシにはスミオチンやデプレックスが適します。
6月中旬〜下旬に撒きます。