ジャノヒゲは日向から日蔭、洋風から和風の庭まで、
多くの場面で活用できるおすすめのグランドカバー。
常緑の葉と、晩秋に成熟する紺碧の果実を観賞できる。
ジャノヒゲは急速には広がらないので、
最初から密に植えるようにすると(5〜15cm)庭が引き締まって見えます。
一度根付くと、地下にほふく茎を伸ばし、群落を作る。
特にタマリュウは濃い緑の面ができ、
縁取りや緩い傾斜にも適しています。
小型の「玉竜」「姫竜」、葉に白斑が入る「白竜」のほか、
やや大型のオオバジャノヒゲ、その黒葉品種「黒竜」などがある。
ジャノヒゲは日差しが強すぎると、
葉が焼けて黄色みを帯びてしまうので注意が必要。
植え付け時期:ジャノヒゲの植え付けや植え替えは周年いつでも可能。
大株の植え替えは、株分けを兼ねて植え込むとよい。
植え付け方:植えた後は、極端に乾燥させない程度に水遣りをするが、
地植えの場合はほとんど不要。
植え付け場所:ジャノヒゲは陽射しに関係なく、腐植質に富む肥沃な粘湿度が適地だが、
土壌条件はほとんど選ばないので、余り気にする必要はない。
ジャノヒゲは耐寒や耐暑性に優れ、日陰でも育つので、
庭木の下や建物の陰など、広く植えることができます。
ただし、強すぎる日差しは葉焼けを起こすので注意を。