ヨーロッパゴールドはヒオイヒバの仲間で黄色の葉が美しく、
冬は褐色を帯びた橙黄色になり、葉色を楽しむことができる。
時間がたつと、「エメラルド」よりやや横張りになる。
この仲間は水はけのよい場所に植えることが必要。
ヨーロッパゴールドは夏に内側の葉が蒸れて枯れるので、
時々風通しを兼ねて掃除をしてやるようにする。
日当たりが悪い部分は発色しないので注意が必要。
ヨーロッパゴールドは秋に中心部の古い葉が茶色く枯れ落ち、
若干葉の密集が少なくなるが、木が枯れている訳はない。
枯れた葉が見苦しく感じたら、手でむしって落とす。
植え付け時期:ヨーロッパゴールドの植え付けや植え替えは
夏と厳寒期を除いた春の2月下旬〜4月、秋の9月下旬〜11月に行う。
植え付け方:植え付け後は台風などの強風で傾くので支柱で支える。
肥料は基本的に年に1回冬に油粕を与えるだけで大丈夫だが、
早く大きくしたい場合は春と秋にも与えるようにするとよい。
剪定やお手入れ:剪定は苗木や若木には特に必要ありませんが、
大きくなって樹形が乱れたり、生垣の場合は隣と引っ付き過ぎて
通風が悪く葉が枯れる場合に行うようにする。
時期は3月の芽吹き前が適している。
ヨーロッパゴールドは頂上部は切断すると背が伸びなくなるので、
切らないように注意が必要。
この性質を利用して、これ以上伸ばしたくない高さになったら、
摘心して伸ばさないようにできる。