シラー カンパヌラータは、イギリスではブルーベル
(スパニッシュ ブルーベル)と呼ばれ、
春に落葉樹林下に群生したものが一斉に開花し、
一面を真っ青に彩る美しい植物。
秋に植えて置くと、翌年のゴールデンウィーク前後から
毎年花が楽しめるようになる。
ブルーベルの種殻はドライフラワーとして使うことができる。
シラー・カンパヌラータはかなりの日陰でも耐えますが、
日向で植えっぱなしにしておくと、
3年くらいでびっくりの花立ち堂々たる華やぎぶりになる。
植える時期:シラー カンパヌラータの植え付けの適期は9〜11月。
カンパヌラータは球根に皮膜がなく、
空気中に放置されると乾燥しやすいので、
掘り上げた場合はすぐに植え付けるようにします。
シラーの中でもカンパヌラータは植えっぱなしで、
数年放置しておくほうがむしろよく育ちます。
植え方:カンパヌラータを植える際にかぶせる土の厚みは、
原則3〜5cmで間隔は15cmを目安にします。
植える場所:葉が出ている生育期間中はよく日に当てて育てるようにします。
シラー カンパヌラータは耐寒性があるので、
特に防寒をする必要はありませんが、
寒冷地で秋早くに芽が出てしまった場合、
寒さで葉先が枯れ込むことがありますので、
簡単な霜よけを行うようにすると安心です。
剪定やお手入れ:カンパヌラータは花が咲き終わって枯れた花は、
そのままにはしておかずにこまめに摘み取るようにする。
増やし方:カンパヌラータを増やしたい場合には、球根が増えていれば、
植え付け時にそれを分けることによって増やすことができます。
また、花後にできたタネを採っておき、
9月頃にまいて上手に育てると、
3〜4年で花の咲く大きさの球根に育ちます。