ローズマリーは淡い緑と薄紫の小花が
レンガやコンクリートなどに映える
日なた向きの常緑のハーブです。
ローズマリーの葉の形は、細長くて、
堅く松葉を短くしたような形が特徴。
緑色の葉の他に黄色の斑の入るものもあり、
花色はピンク、白、紫などがあり、大きさは1cmほど。
立ち性のローズマリーの品種は高さ2mを超えてしまうが、
這い性の品種を選んで植えると地面を覆うように伸びる。
伸びすぎた場合にはときどき切り詰めるようにする。
ローズマリーは非常に丈夫で、特に世話をしなくても育つため、
垣根にも利用することもできる。
葉は乾燥保存すると香りが飛ばずに長期間保存が可能。
ローズマリーは主に肉料理のにおい消しなどに利用されるが、
精神安定作用もあり、入浴剤などにも利用できる。
植え付け時期:ローズマリーの植え付けや植え替えは、真夏と真冬を除けばいつでも可能だが、
春の新芽が伸びてくる時期が最も生育旺盛なので、4月頃が適期。
生育旺盛なので、鉢植えの場合は1年から2年に1回植え替えが必要。
植え替える際は一回り大きい鉢に植え替える。
植え付け場所:ローズマリーは日当たりのよい場所で育てるようにする。
真夏の直射日光でも平気に育つ。
多少日当たりが悪くても育つが、あまり湿気の多い場所では
株の生育が衰えて弱ってしまうことがあるので、
水はけのよい乾燥した日陰なら問題はないが、
じめじめとした日陰は避けるようにする。
ローズマリーは寒さには大変丈夫で、
気温が0℃くらいまでは充分育つので、
室内に移動したり、防寒を行う必要は特にない。