ヒャクニチソウ(ジニア)は丈夫で、初夏から秋まで
小さな花をが次から次へと咲き続け、庭を華麗に彩る。
野生の原種は一重咲きの控え目なものが多いが、
八重咲きの品種が発見されてからは、
様々な品種がつくられるようになり、
世界中に広がったといわれています。
ヒャクニチソウは花色が白、赤、桃、黄などの豊富で、
花の大きさも5〜10cm以上のものがあり、
草丈も15cmくらいの低い物から1mを超す高性の物まで、
バラエティーに富んだ種類がある。
一般的にヒャクニチソウはジニアの中のジニア・エレガンスと
その園芸品種で、花色は赤、ピンク、黄色、白などがある。
緑色の花を咲かせる「グリーン・エンビ」という園芸品種も存在する。
他には、野趣あふれる姿が魅力的なジニア・アングスティフォリア(ホソバヒャクニチソウ)や
ツートンカラーの花が印象的なジニア・ハーゲアナ(メキシコジニア)などが人気。
ジニア リネアリスは
ヒャクニチソウと同じ仲間だが、
ジニア・リネアリスの方が背が低く花が小さい。
植える時期:ヒャクニチソウの植え付けや植え替えの時期は、
一般的に5〜6月が適期ですが、9月に苗を入手して植えると、
草丈も伸びすぎずに花柄も目立たず、花色もさえる。
植える場所:ヒャクニチソウは日向を好み、
半日陰では草姿が乱れやすい。
日向でも草丈が伸びると倒れて、
老化してしまうので、時折切り戻す。
剪定やお手入れ:ヒャクニチソウのお手入れは花が一通り咲いたら、
地際から3節ほど残してばっさりと切ると、
ワキ芽が生長して再び花を咲かせるようになります。
気をつける病気:ヒャクニチソウは梅雨時期に、葉や茎が真っ白に
粉が吹いたようになるウドンコ病にかかりやすくなります。
ウドンコ病にかかると、生育がおとろえて枯れてしまいますので、
発生を見たらすぐに殺菌剤を散布するようにします。