チェリーセージはサルビアの仲間で、
よい香りを放ち、ハーブとしても知られている。
店頭でチェリーセージの名で売られているものは、
サルビア・グレッギーやサルビア・ミクロフィラなど、
いくつかの種類の総称として扱われている。
暖地では常緑で赤い花を年中咲かせるが、
酷暑期や冬は花を休む。
チェリーセージの花色はいろいろな種類のものがあるが、
赤花種がよく咲く傾向がある。
チェリーセージは特別に手入れをしなくても、
元気に育ち、毎年花を咲かせるため、
管理にあまり手がかからない。
チェリーセージの茎は次第に土質化して太くなるので、
厳密には低木ということができる。
チェリーセージは、草姿が暴れてきたら、
短く切り詰めて肥料を与え、仕立て直すようにする。
植える時期:チェリーセージはの植え付けや植え替えの時期は、
適度に雨が降り、気温が安定している5〜7月が最適。
植え方:チェリーセージはさし芽がしやすいため、時期さえ間違えなければ、
邪魔な枝を切って、脇に挿しておいただけでも根付く。
植える場所:チェリーセージは日光を好むため、日当たりの良い場所で育てることが重要。
条件が整った場所に地植えにすれば、株が大きくなり花つきも良くなる。
チェリーセージは夏の暑さや乾燥にも比較的強く、
地植えの場合、夏場、極端に乾燥した時以外は水やりの必要はない。
鉢植えの場合は、鉢の大きさや株の大きさにもよるが、
ほぼ毎日水を与えた方が良い。
また、チェリーセージは冬の寒さにも比較的強く、
霜に当たると地上部が傷むことがあるが問題はありません。
関東程度の寒さならば、根は生き残り、
翌春になれば再び新芽が出てくる。