ベアグラス(カレックス・エバーゴールド)は、
半日陰を好むカンスゲの仲間で、
葉の中心が黄色で春先は特に美しく、
しだいに白っぽくなるので変化を楽しむことができる。
庭のアプローチ沿いなどに植えて、眺めのポイントにしたり、
面適に植えて庭をアレンジすることができる。
ベアグラスは初期の生育は遅いが、
十分根付くと2〜3年で直径50〜60cmほどになる。
ベアグラスは乾き気味の半日陰を好む傾向があり、
水持ちと水はけのよい土地に植えることが重要。
耐寒性には強く氷点下にも耐えられるので、
年間を通じて戸外で育てる事ができる。
植える時期:ベアグラスの植え付けや植え替えの時期は5〜6月、9〜10月が適期。
植え付けの用土は赤玉土(小粒)6、腐葉土4ぐらいでよい。
庭植えの場合には植え替えの必要はないが、
鉢植えの場合には2〜3年に一度、
根づまりしないように植え替えを行うとよい。
植える場所:ベアグラスは乾燥気味を好む傾向がある。
半日日陰になる程度の半日陰であれば、充分に育つ。
夏に乾燥させすぎると、葉先が痛むので注意が必要。
育て方:ベアグラスは耐寒性が強く、
-10℃程度の寒さまでは耐えることができるので、
一年を通して戸外で育てることができる。
ベアグラスの葉色を美しく保つためには、
春〜秋に固形肥料などを少量与えるようにするとよい。
増やし方:ベアグラスは生育が旺盛なので、
増えた場合は、真夏/真冬以外なら株分けで増やすことができる。
株分けの適期は4月。