アオキ
ミズキ科 常緑広葉樹 低木
【別名】 アオキバ
【購入時の目安サイズ】 0.5m
【購入時の目安価格】 苗木＠500円、成木＠2,500円
【将来的なサイズ】 幅：1.5m、 高さ：1.5m
【花期】 なし
【開花日数】 なし
【原産地】 日本
【適地】 沖縄〜東北南部
【土壌条件】 湿り気を好むが水はけに注意
アオキは耐陰性が強いので、家の北側や木陰でも十分育ち、
排水不良地を避け堆肥を多めに入れていれば、たいていの場所で育つ。
他の植物が育ちづらい日陰でも良く育ち、
緑を楽しむことができるので重宝する。
アオキは葉が大きめの低木で、存在感があるため、1種だけでも十分存在感がある。
あまり高くならないため、根締めとして使うこともできる。
一般的には葉に黄色や白の斑点の入るタイプが人気で流通しているが、
赤い実をつけた青葉種も美しく根強い人気がある。
斑点のはっきりしたタイプのアオキは日焼けに弱い特徴がある。
雌雄異株で見は雄株につくが、斑入り種の多くは雌株が多い。
植え付け時期：アオキの植え付けや植え替えの適期は4〜6月、8〜9月。
降雪地帯では秋植えは避けて、５月頃に植え付けるようにする。
植え付け場所：植え穴は大きめに掘り、鶏糞や堆肥などをあらかじめよく混ぜ込む。
根の張りのあまりよくないものは、根付きをよくするために、
ある程度枝や葉を落としてから植え付けるようにするとよい。
植え付け場所：アオキは直射日光の当たらない明るい日陰を好む「半陰樹」で、
日射しの強い場所では葉が黄ばんできたり、
斑入り種では葉焼けを起こしてしまうことがある。
斑入り種で葉の斑がきれいに出ないのは、
この日の当たりすぎが原因の場合が多い。
しかし、日陰だと枝葉が間延びして細長い樹形になったり、
実付きが悪くなることがあるので注意する。
鉢植えで場所を動かせる場合、夏は直射日光を避けた日陰、
冬は日の射し込む場所がベスト。
剪定やお手入れ：アオキの樹形は放っておいても自然に整うので、
2年に1度程度の剪定でも問題はないが、
カイガラムシなどの発生を防ぐため、ときどき枝抜きをする必要がある。
冬は乾燥して切り口から冬枯れを起こしてしまうので、
剪定は3〜5月に行うようにする。
剪定では不要な幹や老化してコルクのようになった幹を
株元から切り落とすと風通しもよくなり、
全体の樹形もスッキリと仕上げることができる。
