【花木一覧】

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サンゴジュの概略
サンゴジュ 珊瑚樹

スイカズラ科ガマズミ属 常緑広葉樹 高木




【別名】 キサンゴ (黄珊瑚)

【購入時の目安サイズ】 1.5m

【購入時の目安価格】 苗木@1,500円、成木@20,000円

【将来的なサイズ】 幅:2〜3m、 高さ:5〜10m

【花期】 5〜7月

【開花日数】 10日

【果実期】 9〜10月

【原産地】 日本

【適地】 九州〜東北

【土壌条件】 特に選ばない

サンゴジュの特徴



サンゴジュの葉は大きく厚みがあり、
表面は濃い緑色でつやがあります。

秋につく赤い実が、サンゴのように
美しいので、この名前が付けられています。


サンゴジュは都会の亜硫酸ガスや
煤煙に強いので、工場地帯や交通量の多い
道路端によく植えられています。

寒さや潮風、湿害にも強いので用途は広く、
特に耐火性は最も強い部類に属します。


サンゴジュは土地を選ばず、萌芽力もあり、
生長が早いのが特徴です。

株立ち性で幹もとからよく枝がでるので、
枝が枯れ込むことはありません。


サンゴジュの主な楽しみ方は下記の6種類です。

@生け垣
サンゴジュは刈り込みに強く、
下枝が枯れないので、生け垣に最適です。

A防火樹
葉に水分が多く火に強いので、
防火用として植えることができます。

B植え込み
サンゴジュは病害虫が強く、
赤い実のなる木なので、庭に植えて楽します。

C刈り込みもの
サンゴジュは萌芽力が強いので、
造形ものにも適しています。

D目隠し
サンゴジュは日陰でもよく育つので、
建物の北側に植えて目隠しにします。

E防風樹
サンゴジュは潮風に強いので、
海岸地帯の防風用に適します。



作業・お手入れアドバイス



植える時期:
サンゴジュの植え付けや植え替えは、
4月、6月、9〜10月が適期になります。


植え方:
サンゴジュは幼木のうちは
寒さにあまり強くありませんので、
寒い地方では防寒が必要になります。


植える場所:
サンゴジュは公害にもよく耐え、
日陰でも十分に育ちますので、
植える場所については、
あまり気にかける必要はありません。


剪定やお手入れ:
サンゴジュは、赤い実を楽しむ場合は、
長く伸びた飛び枝だけを剪定し、
強い刈り込みは避けるようにします。


サンゴジュは萌芽力が強いので、
剪定をする際は、ふところに強い徒長枝が
発生して込みやすいので、
徒長枝はすべて剪定するようにします。

また、生け垣の場合は、上部が強く伸びるので、
特に頭の部分を強く刈り込みます。
下部の枝葉が少なくなったら、
木バサミで上部の枝を切り、
樹勢を下の方へ移行させます。


樹形を大きくするためには、
株立ち性で強いやごが出て
大株になりやすいので、
幹は3〜4本に限定します。

徒長枝は早く取り除いて、
花芽のつく枝を確保するようにします。













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