サルビア インディゴスパイアは広めの庭に向く大型種で、
初夏から秋まで大きめのブルーサルビア
(サルビア・ファリナセア)のような穂場の花をつけるのが特徴。
生育旺盛で、高さ1.5mほどに巨大化するので、
夏に背丈30〜40cmほどに切り戻してもよい。
サルビア インディゴスパイアは草姿が暴れ気味なので、
自然風の植え込みや南面の建物沿いにおすすめ。
その他の用途としては、夏から秋にかけての
花壇用の植物などとしてよく利用される。
咲き終わった葉柄は順次切り取るようにする。
サルビアインディゴスパイアは水はけが悪いと、
立ち枯れすることもあるので注意。
日本では花を観賞するものを「サルビア」、
ハーブなどに利用されるものを「セージ」と区別することが多いですが、
どちらも同じ仲間で、海外ではどちらともセージと呼ぶ。
植える時期:サルビア インディゴスパイアの植え付けや植え替えは、
冬を越して毎年花を咲かせる宿根性の物は3月に行います。
一度植え付けると植え替える必要はありません。
植える場所:サルビア インディゴスパイアの植えるける場所としては、
日当たりのよい場所のほうが生育がよく花つきもよいが、
真夏の直射日光に当たり続けると株が弱り生育がおとろえるので、
夏は午前中いっぱい日があたり午後からは陰るような場所が適している。
また排気ガスに弱いため、道路沿いの花壇には適さないので注意。
剪定やお手入れ:サルビア インディゴスパイアは咲き終わった花穂をそのまま残しておくと、
見栄えも悪い上に株が弱りますので枯れた花穂は切り落とします。
また、真夏の高温多湿時期は生育が衰えて花が付きにくくなるので、
ひととおり花を楽しんだら一旦草丈を1/3ほど刈り込んで風通しをよくする。
秋に涼しくなると、茎が伸びてきて再びきれいな花を咲かせる。
ちなみに冷涼な気候の地域では、
真夏も休まず元気に花を咲かせ続けていることがよくある。