キチジョウソウは耐陰性の非常に強い常緑種で、
一度植えると根が地上を這いながらどんどん広がり
一面、キチジョウソウで埋め尽くされる。
キチジョウソウは日の当たらない場所に最適な植物のひとつ。
西日を避ければ日向でも植えることができ、
葉の色は淡くなるが、それはそれで楽しめる。
11月ごろに葉の下から、少し変わった形の美しい花が咲く。
この花が咲くと、その家には幸せが訪れるという言い伝えもある。
キチジョウソウの生育は旺盛で他の弱い草と一緒に植えると、
その草を駆逐してしまうことがあるので、
他の植物と一緒に植える際には区切られた場所に植えるようにする。
植える時期:キチジョウソウの植え付けや植え替えは一年中可能だが、
適期は春と秋。
植える場所:キチジョウソウの植え付けの土壌は、
半日陰で水はけの良い肥沃な土壌に植えるようにする。
夏の乾燥と直射日光で、葉が乾燥すると美観が悪くなるので注意。
剪定やお手入れ:キチジョウソウの剪定は特に必要はないが、
伸びすぎて見苦しい場合は刈り込むようにする。
キチジョウソウを増やしたい場合には、
春と秋の株分けで簡単に増やすことができる。