ハナニラは4cmくらいの星形の花を咲かせ、
草丈は15cmくらいと低いので、鉢植えにしてもかわいく、
たくさんを密に植えると見栄えがします。
ハナニラの葉や茎を折ったり、切ったりすると、
ニラのようなちょっと強めの刺激臭があり、
これが名前の由来となっています。
寒さにも強く、5年くらい植えっぱなしにしておいても、
毎年球根が増えていって満開の時期は見事です。
ハナニラは日当たりのよい土手などでマット状に群生し、
初夏から冬にかけては葉がないので、
南面の生垣の足元などに植えるのが適している。
ハナニラは群植したときにこそ、
その真価を発揮しますので、庭植えなどにする場合は、
できるだけまとめて植えるようにしてください。
草丈が低く、開花時期になると一斉に咲かせるので、
グラウンドカバーとしても利用することもできる。
植える時期:イエイオンの植え付けや植え替えの時期は、
球根を9〜10月でに植え付けるようにします。
植え方:ハナニラは少し窮屈なくらいに植えた方が、
咲いたときに見栄えがしますのでおすすめです。
地植えの場合、植え替えは5年に1回くらいのペースで行う。
植える場所:日のよく当たる場所でさえあれば、よく花が咲きます。
ハナニラは日陰でも咲きますが、
あまり生育はよくありませんので注意します。
剪定やお手入れ:ハナニラの休眠の時期に他に何も植える予定のない場合は、
植えっぱなしでもかまいませんが、他の植物を植える場合には、
花が咲き終わり、葉が枯れて休眠に入る7月頃、
球根を掘りあげて風通しのよい日陰に保存します。
特に地植えの場合は、植え替えずにそのままにしておいた方が
毎年花が増えることにより見栄えよくなります。