サツキは日本中の庭や植え込みで見ることができる
日本を代表する花木で、
最初から見栄えする庭を作るためには欠かせない。
サツキは枝先に赤や紫の花を咲かせる。
「咲き分け」といって同じ枝に色の違う花をつけることもある。
サツキはあまりにもポピュラーな花なので、
特徴ある庭を作りたい場合には避けるようにした方が無難。
サツキは草丈の割に葉張りがあり、地面を完全に覆い隠せるので、
緩やかなマウンドをつけた刈り込みも簡単に作れる。
庭に植えるのは盆栽でよく見るような花のきれいなものではなく、
どちらかと言えば、花つきが悪いが丈夫な「大盆」という種類が多い。
植え付け時期:サツキの植え付けや植え替えは、芽が動く前の3月中旬〜4月上旬か、
花後に「鹿沼土」に植えるようにします。
また、その際には古土をできるだけ取り除くように心がける。
植え付け場所:土壌は日当たりと水はけのよい場所を選び、高植えにするとよい。
また、酸性の土を好むが、雨の当たるとこであれば、
自然に雨の日は酸性になるので問題ない。
剪定やお手入れ:サツキの剪定は植え替え時や花後に不要な枝を元から切り取り、
伸びすぎている枝は、途中で切り詰めるようにする。
剪定や刈り込みは樹形を整える程度で十分。
サツキは根が細かく浅くひろがる傾向があるので、
乾燥が続くときにはこまめに水やりをする必要がある。