スイセンは多くの種類があるが、
ラッパスイセンなどは2〜3年で消えるので、
ニホンスイセンやガリルという品種をえらぶとよい。
スイセンは花の大きさや草丈もたくさんの種類、品種がある。
花の色は黄系統か、白色系統が多く、
ラッパスイセン系は、2色咲きが多い。
鉢植え、プランター植え、水栽培などで育てることができる。
秋に葉が出て、花は甘い香りを放つ。
5月に葉が枯れてきたら、葉を切り取るようにする。
スイセンは一度植えると年々増えるので、
最初は4〜5球をまとめて10月に植えるようにするとよい。
植える時期:スイセンの植え付けや植え替え時期は、
10月の上旬が適期になります。
霜が来る前に充分に地中で根を張らせることで、
暖かくなったときの生育の勢いが格段に違います。
植え方:鉢植えの場合は、球根の頭がすこし見えるくらいの浅植えにし、
庭の場合は、球根の高さ2つ分の深さの場所に植えます。
植える場所:スイセンは日当たりが悪いと花が咲きにくく、
花が終わった後も球根が太りにくくなってしまいます。
日当たりのよい場所で管理することが重要です。
剪定やお手入れ:スイセンの肥料は特に必要ないが、
与える場合はリン酸分の多めのものを与えるようにします。
窒素分の多いものを与えると、葉ばかり茂って、
肝心の花が観賞できないこともあるので注意が必要。
花が終わった後もじゃまだからといって、
生きている葉は切ってはいけません。
スイセンは花の終わった後に葉から光合成を行い、
その栄養を球根に貯蔵するので、葉を切ってしまうと、
球根に栄養が蓄えられずに、翌年の開花が期待できなくなります。