ベゴニアは丈夫で温度さえあれば、
途切れることなく花を咲かせ続けるのが特徴。
気温が20℃以上あれば1年中花を咲かせます。
ベゴニアは様々な品種が存在しますが、主なものは、
ベゴニアセンパフローレンスや冬咲きベゴニア、
宿根草タイプのエラチオールベゴニア、リーガースベゴニア、
球根ベゴニア、木立ちベゴニアなどがあります。
ベゴニアは夏から秋まで白やピンクの花で、
暖かい雰囲気を出して楽しんだり、
白で統一して涼しげな雰囲気を楽しむことができます。
また、花壇の縁取りやアプローチ沿いを彩るにも最適です。
ベゴニアは日向から半日陰まで植えられるが、
花壇では梅雨明けに暑さで蒸れて、
株が溶けてしまうことがあるので、
暖地では夏越しをさせるならコンテナ植えがおすすめ。
ベゴニアは寒さは弱く、5〜11月が屋外での栽培の適期。
草丈が伸びすぎたら、酷暑の時期を除けば、
切り戻しをし、肥料を与えるとまた咲いてくれる。
植える時期:ベゴニアの植え付けや植え替えは、
4〜10月の間であればいつでも植えることができます。
植え方:ベゴニアの受け方は、根元が露出するくらい浅く植えます。
深く植えすぎると、根づきにくく草勢が衰えてしまうので注意してください。
庭植えの場合は、水はけをよくするために、
うねを作って10〜15cm間隔で植えます。
鉢植えの場合は、5号鉢に1株を目安にして、
培養土に緩効性化成肥料を加えた用土にうえます。
プランターに定植する場合は、
株間を15〜20cm開けて植えるようにします。
植える場所:ベゴニアは急激な環境の変化に弱いので、
置き場所を移動させる際には、
新しい環境に徐々に慣らすようにします。
ベゴニアを室内で楽しむ場合は、
日当たりのよい窓辺で育てるようにします。
夏の直射日光は葉やけの原因となりますので、
レ−スのカーテンで直射日光を避けるようにして育てます。
剪定やお手入れ:ベゴニアは花の盛期が過ぎたら、
思い切った刈り込みをするようにすると、
すぐに次の花が咲きます。
越冬後は4月に土際から1〜2節残して刈り込むと、
すぐに新芽が出て、1ヶ月ぐらいで花が咲き始めます。