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ニオイヒバの概略
ニオイヒバ
匂檜葉
ヒノキ科ネズコ属 常緑針葉樹 高木
【別名】 ニオイネズコ (匂鼠子)
【購入時の目安サイズ】 2.0m
【購入時の目安価格】 苗木@2,500円、成木@20,000円
【将来的なサイズ】 幅:5〜8m、 高さ:20〜30m
【花期】 なし
【開花日数】 なし
【果実期】 なし
【原産地】 北アメリカ
【適地】 沖縄〜北海道
【土壌条件】 特に選ばない
ニオイヒバの特徴
ニオイヒバはカナダ原産で、
日本には明治中期に渡来しました。
葉は鱗片状で美しく、手でもむと
パイナップルのような甘い香りがします。
ニオイヒバは端正な姿の木で、
赤褐色の幹はまっすぐに伸びます。
強い新梢もあまり出ないので、
強円錐形の樹冠がよく保たれます。
ニオイヒバは萌芽力があり、
葉の枯れ込みは少なく、
寒さに強い丈夫な木です。
ニオイヒバのおもな楽しみ方は、
下記の2つがあります。
@並木植え
フェンスに沿って植え、目隠しにします。
A生け垣
形が乱れず、裾が上がらない特徴を生かします。
特に半日陰地や寒冷地には最適です。
作業・お手入れアドバイス
植える時期:
ニオイヒバの植え付けや植え替えは、
3〜4月、10〜11月が適期になります。
植え方:
ニオイヒバは根鉢より一回り大きな穴を掘り、
もとの土に腐葉土を2割ほどと、
油粕などの有機肥料を少量混ぜ、
植えつけるようにします。
根鉢が地面より低くならないように気をつけ、
周りに土手をつくり、その中にたっぷり水を注ぎ、
木を少し揺らして隙間をなくし、
さらに水を注ぎ、水極めをおこないます 。
風当たりが強い所では
根が動かないように支柱で固定し、
植え付け後は水やりをする必要はありません。
植える場所:
ニオイヒバは後での移植が難しいので、
日当たりや風通し、将来、大きくなったコニファーによる
見通しや日陰、ご近所への影響などを
十分に考慮して、植える場所を決めてください。
剪定やお手入れ:
ニオイヒバの美しい樹形を保つには、
刈り込みを欠かさないことが重要です。
ニオイヒバの長く伸びた枝は、
丁寧に枝抜き剪定をします。
また、生垣は刈り込みが強いので、
毎年化成肥料などを与えます。
秋には枯れ葉を取り除き、
風通しを良くします。
新梢の伸びた6月下旬に1度刈り込みを行い、
先端の飛び枝を9月ごろに切ります。
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