植える時期:クリサンセマムの植え付けや植え替えは、
花壇に植え付ける場合は、春暖かくなってからの方が
霜や寒風の被害を受けなくて済みます。
晩秋にも植え付けることはできますが、
この場合は霜よけが必要になります。
またクリサンセマムは大苗での移植を嫌うので、
ビニールポットなどに植えて植え付ける場合には、
まわりの土をくずさないように植え付けると
比較的根付きやすいくなります。
植える場所:クリサンセマムは日当たりの良い場所を好みます。
悪い場所で育てると茎がひょろひょろになってしまいます。
ノースポールは寒さに強く、霜に当たると
多少葉が痛んだりしますが枯れることはありません。
一方、ムルチコーレは寒さに弱く、
寒風や霜の被害に遭うと枯れてしまうことがありますので、
寒冷地では室内に取り込んだ方がよい。
それ以外の地域では防寒ネットで覆うか、
夜間だけ軒下に移動させるなどの防寒対策を行えば十分。
剪定やお手入れ:クリサンセマムは暖かくなってくると、
アブラムシがつきやすいので、見つけ次第捕殺するようにします。
虫がつかないようにするには予防するのが一番ですので、
3月の上旬にオルトランなどの殺虫剤を散布するようにします。
長期間、花を楽しみたい場合は、花がらをこまめにつみ取るようにします。
ノースポールはよく茂るので、花が一通り咲き終わった頃に
花茎の半分くらいに切り戻しを行うと、ワキから茎が伸びてきて再び花を咲かせます。
ムルチコーレは葉が密集するので株が蒸れやすくなりますので、
枯れた葉はこまめにつみ取り風通しを良くします。