一般に購入することができる様々なスパイスですが、
実は簡単にお庭で栽培することができるハーブの種であることが多々あります。
自宅のお庭で育てたハーブの種を食卓のスパイスとして利用して見ましょう。
アニスは甘い香りのスパイスの代表ともいえるハーブです。
この甘い芳香は製油に多く含まれているアネトールという 成分に含まれるもので、他にモクレン科のハッカクや フェンネル等にも含まれています。
ハッカクの場合には種子ではなく果実を使い、
その形から スターアニスとも呼ばれます。
フェンネルはアニスと同様に、欧米では焼き菓子などに利用されます。
種自体は甘くありませんが、甘さのある芳香が
甘い味わいを強調してくれる効果があります。
フェンネルはアニスと同じセリカのハーブであり、 甘さのある方かもアニスと似ています。
これは、同じ精油成分のアネトールのためです。
キャラウェイの種は、古代ローマ時代から調味料として利用されてきました。
開花結実には冬の寒さが必要ですので、春に種をまく場合には、
開花は翌春になってしまいます。
同じセリ科のクミンと香りは異なりますが、 形が似ているために混同して利用されることもあります。
ディルは古代シュメール人により栽培が始まり、 その後、古代ギリシャ人とローマ人により広がったと言われています。
ディルは茎葉よりも種の方が香りが強く、 加熱しても香りが変わらないのが特徴です。
フェンネルより少し早く黄色い小花を傘の様に咲かせ、 花後にできる種をディルシードと呼びます。
コリアンダーはその葉と種で香りが異なるのが特徴で、 種の香りも未熟なときと完熟した際では香りが異なります。
未熟な時期の種子の香りは悪臭に近いのですが、 完熟するとさわやかさと甘さが表れます。
日本ではタイ料理に使われるパクチー、
中華料理の香菜としての方がピンとくるかもしれません。
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