チコリ
キク科ニガナ属 多年草
【学名】 Cichorium
Intybus
【別名】 チコリー、キクニガナ、アンディーブ
【将来的なサイズ】 高さ:1.5m 幅:30cm
【花期】 6〜8月
【原産地】 ヨーロッパ
【耐寒性】 強い
【利用部分】 花、根、軟白化した根出葉
【利用方法】 園芸、料理、ハーブティー、チコリコーヒー
【効能】 強肝作用、利尿作用、消炎作用、緩下作用、消化促進
抗菌作用、血液浄化、気管支の炎症や貧血に効く
【注意点】 特になし
チコリはヨーロッパ原産の独特の香味と苦みがあるハーブで、サラダ野菜として 古代ギリシャ・ローマ時代から食用にされていました。
チコリの繁殖力は強く、現在ではユーラシア〜北アメリカでも広く分布しています。
近年は日本でも知られるようになり、スーパーなどで見かけるようになりました。 見た目はハクサイに似たところがあります。 人気のある西洋野菜のエンダイブもチコリの仲間です。
チコリは1年目に根出葉を多く出し、2年目になると茎を伸ばして花をつけます。
根は直根で太く、花茎はよく分枝し、
葉のつけ根付近から青色の頭状花をつけます。
紅紫色で結球するタイプの品種のチコリトレビスも人気があります。
【チコリの効能】
チコリには消炎作用や強壮作用、緩下作用、消化促進、肝機能促進、
抗菌作用、血液浄化、利尿作用、気管支の炎症や貧血に
効果があるとされています。
【チコリの利用法】
チコリは軟白栽培した根出葉や若葉、花をサラダなどの
食用に利用することができます。
小さく切ったチコリの根を乾燥後焙煎して、チコリコーヒーとすることができます。
チコリの根のハーブティーは香ばしくてほろ苦く、 コーヒーをソフトにしたような風味です。
タンディライオンの根と同様に、煎ると一層コーヒーの味に近づきます。
コーヒーの味をマイルドにするので、コーヒーにブレンドして飲まれます。
チコリは春〜秋に種をまき、10〜11月ごろに根を掘り上げて
日の当たらない場所に移植し、砂を20cmほどかぶせるようにしてください。 約1ヶ月で収穫することができます。
秋まきの場合は翌年に移植します。
チコリの花を園芸として楽しむ場合には、そのまま栽培します。
チコリは耐寒性が強いので、越冬には特別な処置をする必要はありません。
【植える時期】 チコリの種まきは4月〜9月が適期になります。
【植える場所】 チコリは日当たりと水はけのよい肥沃な場所に植えます。
【植え方】
チコリの根は直根でよく太るので、
植える場所の土は深く耕しておくようにしてください。
チコリは広く生長しますので、植える間隔は十分に取るようにします。
背丈が大きくなったら倒れないように支柱を立てます。
【収穫時期】 チコリの若葉は随時、収穫することができます。
根の収穫は2年目以降のものを掘り上げます。
【収穫方法】
根の収穫は掘り上げたものを日陰に、20cmほどの砂をかぶせて
1ヶ月ほど置いてから利用するようにします。
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