キャットニップ
シソ科 多年草
【学名】 Nepeta
Cataria
【別名】 キャットミント、イヌハッカ、チクマハッカ
【将来的なサイズ】 高さ:60cm 幅:50cm
【花期】 5〜8月
【原産地】 ヨーロッパ〜アジア
【耐寒性】 あり
【利用部分】 葉、花
【利用方法】 ハーブティー、ヘルスケア、クラフト
【効能】 健胃効果、発汗作用、解熱効果、鎮静作用
【注意点】 軽い痛経作用があるので妊娠中の使用は控える
キャットニップの葉の周囲には鋸歯があり、
初夏から夏までかすかに赤みを帯びる、小さな白い花を穂状に咲かせます。
キャットニップは直立して分枝し、全草に細かい毛があるのも特徴です。
和名ではイヌハッカと呼ばれますが、
ネコが非常に好むマタタビに似た香りがあり、 このハーブのそぱにはネコが集まってきます。
そのため、乾燥した葉を詰めて、ぬいぐるみのように仕立てた ネコ用のおもちゃなどもあります。
かつてのヨーロッパでは、紅茶が一般的になるまで、キャットニップが お茶として飲用されていたといわれています。
【キャットニップの効能】
キャットニップのハーブティーは、薬効が幅広く、発汗作用があるので
解熱効果があり、鎮静作用、消化促進作用に優れています。
のどの痛みを抑える効果もあるので、カゼ気味のときなどにおすすめです。
食べ過ぎや消化不良の際の胃の不快感の緩和に効果的です。
喫煙をやめたいときにも、よく利用されています。
月経前緊張にも効果的で、通経作用もあると言われています。
ストレス軽減作用もあり、イライラして眠れない際に飲むと、 安眠をもたらす効果があります。
この匂いを好んで猫が近づいてくるので、ネズミ除けの効果があります。
葉を入れたねずみのぬいぐるみは、猫のおもちゃとして最適です。
【キャットニップの利用法】
キャットニップの乾燥葉はハーブティーティーにして楽しむことができます。
その他、サシェや小さなぬいぐるみに詰めて
猫のおもちやにすることができます。
ドライフラワーとしても利用できます。
キャットニップは日当たりを好むので、日当たりの居場所に植えるようにします。
ネコに荒らされる心配のある場合は、ネコよけ対策をするようにしてください。
キャットニップは種の発芽率もよく、こぼれ種でもよくふえます。
【植える時期】
キャットニップの植え付けは4〜5月が適期になります。
挿し木の場合は5〜6月頃が適期になります。
【植える場所】 キャットニップは日あたりと水はけがよければ、 土壌に関してはそれほど選びません。
【植え方】 苗を購入して植えるのが最も簡単ですが、
挿し木や種子からでも、比較的簡単に育てることができます。
【収穫時期】
キャットニップの葉の収穫は4〜11月にかけて行うことができます。
【収穫方法】
風通しをよくするための間引きを兼ねて、茎ごと収穫し、乾燥して保管します。
▼私がよく買い物をしているおすすめのサイトです。
|