アーティチョーク
キク科 多年草
【学名】 Cynara
Scolymus
【別名】 チョウセンアザミ
【将来的なサイズ】 高さ:2m 幅:1m
【花期】 6〜9月
【原産地】 地中海沿岸
【利用部分】 蕾(開花前)、葉
【利用方法】 料理、園芸、フラワーアレンジメント、ドライフラワー
【効能】 強壮、便秘解消、消化促進
【注意点】 授乳中の使用は控える
アーティチョークはヨーロッパの地中海沿岸に分布し、総芭片に包まれたつぼみから、
桃紫色のアザミに似た大きなひときわ目を引く花を咲かせます。
花は筒状花で直径6〜10cm以上にもなり、1株に20個以上つくこともあります。
アーティチョークの葉は大きく、銀緑色で、羽状に深い切り込みがあり、
裏には綿毛があります。
アーティチョークは生長すると、背丈が2m、幅が1mほどまでなります。
アーティチョークはオードブルなどの料理に利用されてきましたが、
薬効効果が確認され、薬用ハーブとしても利用されています。
【アーティチョークの効能】
アーティチョークの葉には、肝機能の働きをよくしたり、 コレステロールを低下させる作用がある成分が含まれています。
そのほか、強壮、使秘解消、消化促進の効果も認められています。
【アーティチョークの利用法】
開花直前のつぼみを丸ごとゆで、1枚ずつはがし、好みのソースなどをつけて食べます。
開花直前に収穫する充実したつぽみと葉は、乾燥させてお茶や薬用酒に利用します。
開花したものは、フラワーアレンジメントや、ドライフラワーとして利用します。
アーティチョークを育てる場合には、まず種をまき、ある程度大きくなってから、 定植すると蕾をつけやすくなります。
5月ごろに追肥をし、収穫後にも追肥します。
植える時期:
アーティチョークは9月に種をまき、ポリポットで育苗したのち、
翌年の4月ごろに定植すると、つぼみをつけやすくなります。
植える場所:
アーティチョークは日当たりを好むので、日当たりのよい場所に定植してください。
また、半耐寒性なので、あまりにも寒い場所は、避けて植えるようにしてください。
植え方:
アーティチョークを植える際には、深めに土を耕して元肥を入れるようにします。
株は直径1mほどにも生長するので、株間は1m以上あけるようにしてください。
収穫時期:
アーティチョークの収穫時期は、5〜6月の蕾が大きくなって、
花を咲かせる前に収穫してください。
収穫方法:
開花前に収穫するようにします。
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