サザンウッド
キク科 多年草
【学名】 Artemisia
Abrotanum
【別名】 キダチヨモギ、セイヨウカワラニンジン
【将来的なサイズ】 高さ:1m 幅:60cm
【花期】 6〜8月
【原産地】 西アジア〜ヨーロッパ東南
【耐寒性】 あり
【利用部分】 葉
【利用方法】 クラフト、園芸
【効能】 防虫効果
【注意点】 特になし
サザンウッドのグレーグリーンの細い葉は、触れるとレモンに似た香りがします。
16世紀にイギリスにもたらされると、 田舎風の庭を彩る植物としてすぐに人気を集めました。 また17世紀にはイギリスからアメリカに渡った 最初の植物の1つとして一般に普及しました。
当時は香りの花束やアレンジメントに使われていたといわれています。
サザンウッドはその独特のシルバーの彩りで、
ガーデニングのアクセントとして人気です。
サザンウッドの茎と葉にはレモンの香りがあり、ポプリや防虫サシェに使われます。
【サザンウッドの効能】
サザンウッドには蚊やハエなどのムシを遠ざける防虫効果がありますが、
飲用してその薬効を得るというよりも、ガーデニングの観賞用として利用したり、 ポプリなどのクラフトに利用する方がメインです。
その他にも、筋肉痛や育毛、抜け毛の予防などの効果があります。
【サザンウッドの利用法】
サザンウッドは乾燥させてから、ポプリや防虫用のサシェに利用します。
同じ仲間のワームウッドも同様に利用できます。
コンパ二オンプランツとしても、他の植物に防虫効果があります。
サザンウッドは放っておくと、上にばかりが伸びてきますので、
春と秋に収穫と株の更新をかねて余分な枝をカットし株の姿を整えてください。
春先に前年の古い枝を切り戻すようにすると、新芽が伸び、形も整って伸びます。
サザンウッドは過度の湿気を嫌いますので、
梅雨の長雨にはなるべく当てないようにします。
風通しをよくするために、梅雨前に刈り取るようにするとよいでしょう。
サザンウッドは株分けや挿し木で、比較的簡単に増やすことができます。
【植える時期】 サザンウッドの植え付けは4月が適期です。
株分けも4月が適期になります。 挿し木は6月に行うとよいでしょう。
【植える場所】
サザンウッドは日当たりと風通しのよい場所を選んで植えてください。
【植え方】 防虫効果があるので、虫に弱い他の植物のための コンパニオンプランツとしても利用できます。
【収穫時期】 サザンウッドの収穫は6〜9月に行うことができます。
【収穫方法】
収穫期に剪定を兼ねて収穫するのと、手間がかからないので便利です。
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