キャットミント
シソ科 多年草
【学名】 Nepeta
Mussinii
【別名】 ブルーキャットミント、ムッシーニ
【将来的なサイズ】 高さ:40cm 幅:30cm
【花期】 4〜7月
【原産地】 西アジア
【耐寒性】 あり
【利用部分】 花、葉
【利用方法】 ハーブティー、香料、クラフト、園芸
【効能】 解熱作用、鎮静作用、強壮作用
【注意点】 特になし
キャットミントはキャットニップの近縁種で、 猫がそのニオイを好む事から名前が付けられています。 しかし、猫はキャットニップの方が好きなようです。
キャットミントの香りはミントという名前ですが、 むしろマツタケやシナモンのような香りがします。
キャットミントは株元より多数の細い茎を伸ばします。
葉は対生で細い毛が生えています。
ビロードのような感触の幅1cm前後の小さな葉ですが、 フルーティーなミントに似た香りがします。 (松茸やシナモンに近い香りですが)
キャットミントの花は小さく青紫色で、茎の先端に総状花序に多数つけます。
また、花色が白の品種のものもあります。
【キャットミントの効能】
キャットミントには解熱作用や鎮静作用、
強壮作用などがあることが認められています。
そのため、キャットミントのハーブティーには 風邪の予防や不眠症状に効果があります。
【キャットミントの利用法】
キャットミントの葉や花はドライでも生でも ハーブティーやハーブバスの入浴剤に利用されます。
その他、ドライフラワーやポプリ、サシュなどに使われます。
また、かわいらしい小さい青紫色の花を多数咲かせて美しいので
園芸価値も高く、ガーデンの縁どりにも適しています。
キャットミントは暑さや寒さにも強く丈夫で育てやすく、 庭植えであれば放任でも十分に育ちますが、 高温多湿の気候は比較的苦手ですので、 水はけと風通しをよくすることを心がけてください。
そのため、収穫時もしくは花後には、
根元付近で刈り込んであげるようにしてください。
キャットミントの株は比較的、寿命が短いので、 数年おきに挿し木や株分けなどで株を更新します。
毎年株がふえるので、秋に掘り上げて、 ナイフなどで縦にいくつかに切り分け、 株分けすると容易に増やすことができます。
また、こぼれ種でも増えます。
【植える時期】 キャットミントは植付けは4〜5月が適期になります。
【植える場所】
キャットミントは日当たりがよく、排水性のよい場所に植えるようにしてください。
【植え方】 キャットミントの株は横に広がって生長しますので、 植え付ける際には株間を30〜50cm開けて植えます。
【収穫時期】 キャットミントは5〜9月に収穫することができます。
【収穫方法】 キャットミントは花の咲く直前が最も香りが強くなるので、 ポプリやサシュなどに利用する場合には、 この時期に収穫しドライにして保存します。
キャットミントの収穫は株の根元から切り取り、 日陰で乾燥させて保存し、ハーブティーなどに利用します。
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