ウッドラフ
アカネ科 多年草
【学名】 Asperula
Odorata
【別名】 スイート・ウッドラフ
【将来的なサイズ】 高さ:40cm 幅:20cm
【花期】 6〜8月
【原産地】 北アフリカ〜ヨーロッパ
【耐寒性】 あり
【利用部分】 葉
【利用方法】 ハーブティー、料理、ヘルスケア、園芸
【効能】 偏頭痛の解消、切り傷の治療、利尿作用、健胃強壮
【注意点】 特になし
ウッドラフは北アフリカ〜ヨーロッパ原産のハーブで、
北海道にも多く自生しています。
ウッドラフの葉は披針形で輪生し、かわいい小さな白い漏斗形の花をつけます。
匍匐性と日陰に強い性質を利用して、 園芸ではグランドカバーとしてよく使われます。 ディズニーランドでもグランドカバーとして、 利用されているのを確認することができます。
ウッドラフはクマリンという芳香成分を含むため、 乾燥葉は甘い干し草のような香りがし、 虫除けの効果もあるので、マットレスの詰め物など、 ハウスケア用ハーブとして昔から親しまれてきました。
ウッドラフの香りは、気分を明るくする香りとして ハーブティーとしても広く飲まれ、 香水やポプリなどの材料にも利用されます。
種小名のdracunculusは「小さな龍」という意味で、 これは、根の形がまるで蛇がとぐろを巻いた様であるとか、 毒蛇にかまれた時の治療に使われたためなど、 さまざまな説があります。
【ウッドラフの効能】
ウッドラフには優れた薬効があり、偏頭痛の緩和や
血液凝固作用による切り傷の治療、駆風、利尿作用、健胃強壮、
鎮静作用などがあります。
【ウッドラフの利用法】
ウッドラフは生葉・乾燥葉ともにハーブティーや、シャンパン、コニャック、
ジュースなど飲み物の風味づけに利用されます。
鎮静作用のある香りを利用して、
枕に詰めて安眠用にも利用することができます。
ウッドラフは種からも栽培することができますが、
苗からの栽培の方が容易です。
ウッドラフは非常に生命力が強く、雑草のようにはびこることもあるので、 適度に切り戻すなどの管理をしてください。
【植える時期】 ウッドラフの植え付は、3月〜5月が適期になります。
種まきの場合は10月が適期です。
【植える場所】
ウッドラフは直射日光と高温多湿を嫌うので、
庭木の下草として木陰に植え込みます。
【植え方】
他の草花やハーブと一緒に植えると、
侵入して枯らしてしまうことがありますので、 囲いを付けるなどの対策が必要になります。
【収穫時期】 ウッドラフは4〜7月に収穫できます。
【収穫方法】
ウッドラフの収穫については、根元から刈り取り、
乾燥して保存するようにしてください。
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