イタリアンパセリ
セリ科 二年草
【学名】 Petroselinum Crispum var.
Neapolitanum
【別名】 フレンチパースリー
【将来的なサイズ】 高さ:40cm 幅:40cm
【花期】 5〜7月
【原産地】 地中海沿岸
【利用部分】 葉
【利用方法】 料理、ハーブティー、染色
【効能】 解毒作用、動脈硬化予防、消化促進
【注意点】 妊娠中の摂取は控える
イタリアンパセリは古代ギリシャやローマ時代より
薬用ハーブとして利用されてきました。
また、戦いの勝者を祝福し、讃える冠として与えられたとされています。
パセリには緑色の葉が縮れている品種と、葉が平らな品種とがありますが、 イタリアンパセリは後者になります。
イタリアンパセリは独特な風味ですが、風味や香りが柔らく、
苦味が少ないので人気です。
肉や魚料理と相性がよく、マリネやサラダ、パセリバター、各種ソース、 茎はスープなど幅広く利用することができます。
キッチンに一鉢置いておくだけで、いつでも新鮮な葉を摘むことができ、 とても便利です。
大量に収穫した際の保存方法は、 香りの損失が少ない冷凍保存がおすすめです。
イタリアンパセリは刺激が強いので、胃潰瘍やアトピー性皮膚炎の方は、 摂取を控えるようにしてください。
【イタリアンパセリの効能】
イタリアンパセリはビタミンやミネラルが豊富で、消化促進の効果があります。
イタリアンパセリには発汗作用もありますので、体のデトックス効果もあります。
イタリアンパセリに含まれるカロチンが動脈硬化を予防する働きをします。
ビタミンCや鉄分も豊富で、風邪予防、美肌、貧血防止などにも効果的です。
【イタリアンパセリの利用法】
イタリアンパセリは独特の香りがあり、同時に食欲促進効果もあるので、 香りづけに幅広く利用することができます。
葉はサンドイッチ、サラダ、卵料理、スープ、マッシュポテトなどに使われる他、 茎はスープの香りづけに使います。
ビタミン類は熱に弱いので、スープなどの料理に加えるときは、
煮込まずに火を止めてから加えるようにすると栄養価を損なわずにすみます。
ニンニク料理の後に生葉を食べると、口臭の防止になります。
イタリアンパセリの栽培においては、 高温多湿に注意するようにしてください。
植える時期:
イタリアンパセリの植え付けは、3〜7月および9〜10月が適期です。
植え替えは好まないので、避けるようにしてください。
植える場所:
イタリアンパセリは日当たりを好みますが、
夏は半日陰になる場所がおすすめです。
また、半耐寒性ですので、あまりに寒い場所に 植えるのは避けるようにしてください。
植え方: イタリアンパセリは直根なので、コンテナは深めにし、 根鉢を崩さないように植えてください。
収穫時期: イタリアンパセリは一年中収穫することができます。
収穫方法:
イタリアンパセリの葉を収穫する際は、収穫する葉の根元から摘み取りますが、 10枚程度は常に残しておくようにしてください。
外側の葉は育ちすぎると硬くなってしまいますので、 食用にする場合には、こまめに収穫するようにしましょう。
真ん中の葉の方が柔らかく、食用に向いています。
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