マートル
フトモモ科 常緑低木
【学名】 Myrtus
Communis
【別名】 ギンバイカ
【将来的なサイズ】 高さ:2m 幅:2m
【花期】 5〜7月
【原産地】 西アジア〜地中海沿岸
【耐寒性】 半耐寒
【利用部分】 花、葉、果実
【利用方法】 料理、クラフト、園芸、切り花
【効能】 鎮静作用、収斂作用、消毒効果
【注意点】 特になし
マートルのつやのある葉を手で揉むと、かぐわしい香りが漂うのが
このハーブの特徴です。
古代エジプト時代には繁栄の象徴とされ、
ローマ神話では愛と美の女神、ビーナスに捧げられたといわれています。
かつては幸福な結婚生活を願って、花嫁の持つブーケに必ず
小枝を1〜2本添え、新居の庭や玄関先にその枝を挿し木にしました。
マートルは初夏から夏にかけて、ウメに似た白い花を咲かせ、
秋にはシックな黒色の実をつけるので、庭に彩りを添えるのにも
おすすめです。
【マートルの効能】
マートルのエッセンシャルオイルには精神を落ち着ける鎮静作用があります。
また、消毒効果があることから、膀胱炎や尿道炎にも効果があります。
さらに収斂作用もありますので、うつ滞した肌を浄化する作用もあります。
【マートルの利用法】
イタリアでは、マートルのこの実からリキュールが作られています。
マートルは樹形の輪郭から飛び出るよう枝は、
樹形を乱す上に花付きも悪くなるので、先端を切り詰める必要があります。
また、枯れた枝や重なり合った枝、逆枝(地面の方に伸びる枝)も切り落とします。
【植える時期】 マートルの植え付けは5月が適期です。
【植える場所】
マートルは日当たりがよく、乾燥した場所に植えるようにします。
マートルは半耐宴性のハーブのため、
南側で寒風を避けられる場所に植えます。
【植え方】
マートルは日陰では生長が悪くなり、花付きが悪くなってしまいます。
冬の冷たい風に当たると枝先が傷み、花が咲かない場合もあるので注意を。
よく日に当てて育てることと、寒風を避けることが花付きをよくするコツです。
【収穫時期】 マートルの収穫は、3〜10月にかけて行えます。
【収穫方法】 種の収穫は11月頃に熟した果実を採取して、
よく洗って果肉を取り除き、乾かさないように冷暗所で保管します。
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