サラダバーネット
バラ科 多年草
【学名】 Sanguisorba
Minor
【別名】 ガーデンバーネット、オランダワレモコウ
【将来的なサイズ】 高さ:60cm 幅:40cm
【花期】 5〜7月
【原産地】 ヨーロッパ、アジア
【利用部分】 葉、花、根
【利用方法】 料理、ヘルスケア、園芸、クラフト
【効能】 止血作用、収斂作用、消化促進作用、利尿作用、美肌効果
【注意点】 特になし
サラダバーネットの学名はラテン語で、「傷口や内出血を癒すもの」という意味で、
古くから、血のための薬用ハーブとして利用され、
初めに新大陸に移住した人々は、このハーブを携行していた
という記録も残っています。
サラダバーネットは初夏から夏にかけて、
茎先に赤い球状のかわいい花を付けます。
かつて、ハーブガーデンではサラダ用ハーブとして栽培されていたため、 この名がつけられたと言われています。
サラダバーネットの若葉には、キュウリやブルーベリーに似た
風味がありますが、育ちすぎるとかたくて食べられなくなりますので、
若葉のうちに収穫するようにします。
日本のワレモコウは近縁種になります。
【サラダバーネットの効能】
サラダバーネットの学名の由来通り、傷口や内出血を癒す効果が、 古くから認められています。
また、消化促進作用が確認されています。
【サラダバーネットの利用法】
サラダバーネットの若葉はサラダやスープ、ソース、クリームチーズ、
ハーブバター、冷たい飲料などの風味づけに利用されます。
スープの浮き実としてや、ワイン、冷たい飲みものに浮かべても
楽しむことができます。
サラダバーネットの栽培では、生育が旺盛になる前の早春に元肥を施し、 追肥も忘れずに行います。
種で容易に栽培でき、鉢櫨えでも見栄えがします。 株が込んできたら、株分けして新しい株を育てます。
植える時期:
サラダバーネットの植え付けは3〜4月、9〜10月が適期になります。
植える場所:
サラダバーネットは日当たりが良ければ、土壌についてはそれほど選びません。
植え方:
庭植え・鉢植えにかかわらず、同じ場所に長期間植えていると老化して、
生育も衰えてくるので2年に1回程度、他の場所に植え替えるようにします。
収穫時期:
サラダバーネットの収穫は、5〜7月に行うようにします。
収穫方法:
育ちすぎるとかたくて食べられなくなりますので、
若葉のうちに収穫するようにします。
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