ネトル
イラクサ科 多年草 雌雄異株
【学名】 Urica
Dioica
【別名】 スティンギングネトル、セイヨウイラクサ
【将来的なサイズ】 高さ:1.5m 幅:30cm
【花期】 8〜10月
【原産地】 ヨーロッパ、アジア
【利用部分】 葉
【利用方法】 料理、ヘルスケア、ハーブティー
【効能】 抗アレルギー効果、貧血の緩和、花粉症の緩和
【注意点】 中毒症状が出ることがあるので、生食は控えること。 トゲが鋭いので注意を。
ネトル(Nettle)という名前は、針という意昧の古代英語に由来しており、
その和名もセイヨウイラクサ(西洋刺草)といい、
その名前からも予想できる通り、葉には鋸歯があり、
刺毛と呼ばれる鋭いトゲに覆われています。
この刺毛は乾燥させたり加熱すると取れます。
ネトルの茎からは繊維が採れ、かつては織物に利用されていました。
アンデルセンの童話にもネトルから糸を紡ぐシーンが登場するほどであり、 古くから広く活用されていたことが伺えます。
ネトルはフラボノイドや鉄分、ビタミンC、ミネラルなどの栄養分を
多く含んでいます。
【ネトルの効能】
ネトルには花粉症の諸症状の緩和や抗アレルギー作用、
貧血の予防の効果があります。
また、ネトルのハーブティーは婦人病の治療、関節炎・痛風・湿疹の緩和、
利尿・消化作用、浄血作用などがあることが知られています。
【ネトルの利用法】
ネトルの新芽や若い葉はホウレンソウと同じように調理できますが、
生のままでは食べないでください。
中毒作用が起こることがあります。
ネトルは日本の夏の気候の特徴である、高温多湿に弱い傾向がありますので、 夏には特に蒸れを防ぐように管理してください。
ネトルはもともと森林地などに自生し、直射日光が苦手です。
植える時期: ネトルの植え付けは、3〜4月が適期になります。
株分けも3〜4月が適期です。
種まきは3〜4月、9〜10月が適期です。
植える場所:
ネトルは日当たりと排水性、風通しの良い場所で栽培するようにしてください。
植え方:
ネトルの種まきは春または秋が適期ですが、発芽適温(通常15〜25℃)を
維持すれば、何時でもまくことができます。
収穫時期:
ネトルの収穫は5〜10月にかけて行うことができます。
収穫方法:
ネトルの収穫は、上記の収穫期に、必要な量の葉っぱを摘み取るようにします。
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