レモン
ミカン科 常緑低木
【学名】 Citrus Limon
【別名】 特になし
【将来的なサイズ】 高さ:5m 幅:3m
【花期】 5〜7月
【原産地】 インド
【耐寒性】 弱い
【利用部分】 果実
【利用方法】 料理、お菓子、ヘルスケア
【効能】 疲労回復、皮膚軟化、風邪の予防
【注意点】 特になし
レモンはインド原産の柑橘系の常緑低木で、
カリフォルニアなどで多く栽培されています。
日本にはアメリカ経由で明治初期に伝わりました。
レモンは柑橘系の果実の中でも豊富なビタミンCを含み、 その香りと酸味が世界中で楽しまれています。
レモンの葉は楕円形で、枝にはとげがあります。
レモンの花は表が白く裏が紅紫がかっており、 花後に長球形のいわゆるレモ色の果実をつけます。
レモンの果皮には油脂があり、シトラールや シトロネラールなどを含む精油を取ることができます。
レモンは元来、四季咲き性の植物ですので、 温暖な栽培地では春〜秋の長期間にかけて開花します。 カリフォルニアなどの有名な栽培地では 開花→結実→収穫のサイクルが年3回ほどあります。
日本の一般的な栽培地では主に初夏に咲いて 秋〜冬に収穫するというのが一般的なサイクルです。
【レモンの効能】
レモンには疲労回復や皮膚軟化の効果があります。 その他、ビタミンが豊富でお肌の美容効果もあります。
また、レモンの香りには脳を活性化し、 記憶力や集中力を高める効果もあることが認められています。
【レモンの利用法】
レモンは果実や果皮をお菓子や料理など、食用として幅広く利用されます。
また、果汁を飲料にも利用します。
その他、果実をそのままお風呂に入れたり、
フルーツポマンダーの材料としても利用できます。
レモンは温かい場所を好みます。
寒い地方では鉢植えにして、10〜5月の寒い時期は
日当りのよい室内に置くようにします。
気温がO℃以下にならなければ栽培は可能です。
【植える時期】 レモンの植え付けは4〜6月か9〜10月が適期です。
ただし、温暖地以外では9〜10月は避けた方がよいでしょう。
【植える場所】 レモンは温暖で日当たりと水はけのよい場所に植えます。
【植え方】 レモンは寒さに弱く0℃以下では枯れてしまうので、 寒い地域では鉢植えで育てるようにします。
冬の間は暖かくて霜の当たらない場所に移します。
【収穫時期】 レモンの収穫は10〜11月にかけて行います。
ただし、温暖な地域では年に3回ほど収穫できます。
【収穫方法】 レモンの収穫は、果実がほんのり色づき始めたら収穫し、 室内において追熟させてるようにします。
木についたまま黄色くさせると香りが弱くなり、 果汁の少ないすかすかな果実になってしまいます。
香りを楽しむ目的で収穫するのであれば、
まだ果実が緑の9月頃に収穫するようにします。
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