スープセルリ
セリ科 多年草
【学名】 Apium Gravelolens Var.
Dulce
【別名】 キンセイ、スープセロリ、中国セロリ
【将来的なサイズ】 高さ:40cm 幅:20cm
【花期】 4〜5月
【原産地】 中国
【耐寒性】 半耐寒性
【利用部分】 茎、葉
【利用方法】 料理
【効能】 解熱作用、血中コレステロールの低下、利尿作用
【注意点】 夏の乾燥には注意
スープセルリは中国原産のハーブで、セロリの原種とも言われており、
その名の通り、スープや中国料理の香り付けによく利用されます。
セロリに比べると茎株は大きくならず、茎は細く直立して生長します。 その姿はミツバに似ており、葉は羽状複葉です。
スープセロリの花は白く小さく、複散形花序に花をつけます。
全草にセロリより強い香りがありますが、クセはあまりありませんので、 セロリに比べて食べやすいという人もいます。
スープセロリはタネを蒔いてから、
1ヶ月半ほどでの短期間で収穫することが出来ます。
【スープセルリの効能】
スープセロリには解熱作用や利尿作用、 血中コレステロールを下げる作用があると言われます。
また、風邪の予防にも効果があるそうです。
【スープセルリの利用法】
スープセルリは茎も葉も柔らかく、食用として利用することができます。
サラダに散らしたり、スープの浮き実や炒めもの、 和え物やおひたしに利用することができます。
スープセルリは風味が強いので、風味付けに使う場合には
控えめに入れるようにします。
スープセルリは直射日光にあてすぎると、アクが強くなり、
筋も固くなってしまいます。
そのため、発芽して本葉が4〜6枚になったら、
明るい日陰に置くようにすると、柔らかく食べやすく育てることができます。
スールセルリは花茎が伸びてきたら、摘み取るようにしてください。
収穫せずに放任すると、多年草化しますが、株の勢いが弱くなり、
品質が悪くなるので、毎年種を蒔いて育てた方がおいしくなります。
畑で育てると、こぼれ種で毎年出てきます。
スープセルリは比較的栽培しやすいハーブですが、
夏に乾燥させすぎるとダニが発生しやすくなるので、注意するようにしてください。
【植える時期】
スープセルリの種は3月〜5月か9月〜10月頃に蒔くのが適期になります。
【植える場所】 スープセルリは秋口から翌年の6月終わりまでは 生育期になりますので、半日陰になる戸外で育てます。
スープセルリは耐陰性がありますので、多少の日陰なら十分に育ちますが、 明るい日陰で育てた方が軟らかい葉になります。
【植え方】 スープセルリの種まきは、筋まきか株間15cmで播種し、 比較的密に栽培するようにしてください。
スープセルリは移植を嫌うので、植え替える場合は、 根鉢は崩さないように注意してください。
【収穫時期】 スープセルリの収穫は10〜7月にかけて行えます。
【収穫方法】 スールセルリの収穫は草丈が15〜20cmくらいで抜き取るか、
地上部を3cmほど残して刈り取って収穫します。
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