セージ(観賞用)
シソ科 多年草(一年草、二年草)
【学名】 Salvia
Spp.
【別名】 サルビア、セイヨウサルビア
【将来的なサイズ】 高さ:80c 幅:50cm
【花期】 5〜11月
【原産地】 ヨーロッパ、アジア、北アメリカ、南アメリカ
【耐寒性】 半耐寒
【利用部分】 花
【利用方法】 クラフト、園芸、切り花
【効能】 防腐作用、殺菌作用、抗菌効果、強壮効果、解熱作用、収斂作用、
通経作用、浄血作用、消化促進、抗菌、更年期障害
【注意点】 特になし
学名の「Salvia=救う」が表すように、セージは古代ギリシャ・ローマ時代から、
人々の健康と密接に関わってきたハーブで、古いアラビアのことわざには、 「庭にセージがあれぱ死なない」とも言われます。
セージは薬用や料理用のハーブとして有名ですが、
花の美しい品種が多くあるため、花と香りの両方を楽しめる
観賞用ハーブとしての園芸的価値が高まってきています。
セージの花色はチェリーレッド、赤、青、紫とバラエティーに富み、
開花期間も長いものがあります。
セージには葉に香りがある品種も多くあり、
フルーティーな香りを持つ品種のものには、 フルーツセージやパイナップルセージなどがあります。
チェリーセージは香りもよい上に、花色はサクランボを思わせて愛らしくおすすめ。
秋に開花するメキシカンブッシュセージや、ラペンダーセージの
濃い紫色の花色は、秋の庭をすてきに演出してくれます。
【セージの効能】
コモンセージには防腐作用、殺菌作用、抗菌効果、強壮効果、解熱作用、
収斂作用、通経作用、浄血作用、消化促進、抗菌、更年期障害精神安定、 美肌、老化防止など様々な効果があります。
【セージの利用法】
食用や薬用の利用方法の他に、ガーデンやアレンジメント、ドライフラワー、
染色、お風呂、石けん、リースの素材、シャンプーやトリートメントなど、
多種多様な用途に利用されています。
セージは高温多湿を嫌う傾向がありますので、夏場や梅雨の時期には
蒸れないように、枝を間引いて風通しをよくするようにします。
【植える時期】セージの植え付けは4〜6月が適期です。
挿し木の場合は6月が適期になります。
株分けの場合には5〜6月が適期です。
【植える場所】
セージは日当りと排水、風通しのよい場所に植えるようにしてください。
【植え方】
植え付けの際は堆肥を元肥とし、株間を30〜40cmで植えるようにします。
こうすることで生長しても、葉や株が混み合いすぎて蒸れるのを防ぎます。
【収穫時期】セージの収穫は5〜10月が適期になります。
【収穫方法】コモンセージの収穫は、30cm以上に生長したら、
枝の下の方の葉を数枚残して行ないます。
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