アグリモニー
バラ科 多年草
【学名】 Agrimonia
Eupatoria
【別名】 セイヨウキンミズヒキ、ハーベストライフ
【将来的なサイズ】 高さ:1m 幅:30cm
【花期】 7〜9月
【原産地】 ヨーロッパ〜北アフリカ
【耐寒性】 あり
【利用部分】 全草
【利用方法】 料理、ヘルスケア、染料、園芸
【効能】 収斂作用、消炎作用、消化促進
【注意点】 特になし
アグリモニーはヨーロッパ〜北アフリカにかけて、分布し自生しているハーブです。
日本にも同種のキンミズヒキというハーブが、山間部から道端にかけて自生しています。
アグリモニーの葉は羽状複葉で、小葉の裏や茎には毛が多くあります。
また、萼にはかぎ状の毛があるため、動物や洋服にくっつきます。
アグリモニーの花は黄色く、細長い花序につくため、
タデ科のミズヒキから「金水引」の名が付けられました。
アグリモニーには全草に甘い香りがあります。
黄色い小さな花をたくさんつけますので、観賞用として花壇に植えても綺麗です。
【アグリモニーの効能】
アグリモニーには消化を促す効果があることが知られています。
その他、収斂作用があることも認められており、口内炎の治療などによく用いられます。
また、肝臓に効くハーブとしても用いられます。
【アグリモニーの利用法】
アグリモニーの若芽を食用に利用されます。
葉の浸出液は化粧水や入浴剤に利用されます。
その他、全草を染料に利用したり、乾燥させて甘い香りを楽しむポプリなどにします。
アグリモニーは耐寒性がありますので、
越冬のために特別な管理を行う必要はありません。
また、乾燥にも比較的強いので、夏に表土が乾いたら水やりを行程度で十分です。
アグリモニーは種まきや株分けで、比較的簡単に増やすことができるハーブです。
【植える時期】 アグリモニーの植え付けは3〜5月が適期です。
また、株分けは4〜6月、10月が適期になります。
種まきは3〜5月、9〜10月が適期です。
【植える場所】 アグリモニーは日当りと水はけのよい場所に植えます。
【植え方】
アグリモニーは他の植物と共植えすると、生存競争に勝つことができずに育たないので、 他の植物と一緒には植えないようにします。
【収穫時期】 アグリモニーは5〜9月に収穫できます。
【収穫方法】
アグリモニーの若芽は5〜6月に、芽が出始めたらすぐに収穫し食用にします。
その他の部位の収穫は、根元から刈り取り、乾燥して保存するようにします。
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