セルフヒール
シソ科ウツボグサ属 多年草
【学名】 Prunella Vulgaris Ssp.
Vulgaris
【別名】 セイヨウウツボグサ、ヒールオール
【将来的なサイズ】 高さ:30cm 幅:15cm
【花期】 6〜8月
【原産地】 ユーラシア
【耐寒性】 あり
【利用部分】 全草
【利用方法】 ハーブティー、園芸
【効能】 利尿作用、止血作用、消炎作用
【注意点】 特になし
セルフヒールはユーラシア大陸原産で、
北アメリカや日本にも自生するハーブです。
セルフヒールの葉は長楕円状の披針形で対生し、 茎の先端に3〜5cmほどの花穂をつけ、 美しい紅紫色の唇形の花を多数つけます。 花が白いものやピンク色の品種のものもあります。
草丈は30cmほどまで生長しますが、 花後に茎の基部から短い走出枝を伸ばし、 このランナーの先に子株を作って越冬する、 強い耐寒性の常緑の多年草です。
夏に花が終った後、茶色くなりそのまま立っていることから、 夏枯草(カコソウ)とも呼ばれます。
セルフヒールは地植えすると広がるので、 グランドカバーとしても利用することが出来ます。
【セルフヒールの効能】
セルフヒールは収斂作用や防腐効果、抗菌作用、
消化促進や強壮作用があることが知られています。
また、高い止血作用や消炎効果がありますので、 止血剤やうがい薬としても利用されます。
セルフヒールのハーブティーには利尿作用があります。
【セルフヒールの利用法】 セルフヒールは花壇の彩りとして園芸に利用します。 庭植えにすると広がるので、グランドカバーにも利用できます。
花穂を乾燥させて、ハーブティーにします。
また、すぐれた薬効があり生薬としても利用できます。
セルフヒールは生命力がたくましく、たいていの場所でよく育ちます。
その反面、雑草化しやすいので、プランターなど限られた場所での
栽培がおすすめです。
セルフヒールは夏の乾燥に注意してください。
【植える時期】 セルフヒールの種まきは4月が適期になります。
また、株分けで増やす場合には3〜4月、9〜10月が適期になります。
【植える場所】
セルフヒールは日当たりがよく、適度な湿気のある場所に植えるようにします。
半日陰でも十分育ちます。
【植え方】 セルフヒールは雑草化しやすく、プランターや鉢植えなど、 限られた場所での栽培がおすすめです。
【収穫時期】 セルフヒールの収穫は6〜9月にかけて行うことができます。
【収穫方法】
花後に花穂が枯れたように褐色に変わったら、花穂を切り取り、
日陰で乾燥させて、生薬やハーブティーに利用します。
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