ホアハウンド
シソ科マルビウム属 多年草
【学名】 Marrubium
Vulgare
【別名】 ニガハッカ
【将来的なサイズ】 高さ:1m 幅:50cm
【花期】 6〜9月
【原産地】 ヨーロッパ
【耐寒性】 強い
【利用部分】 全草
【利用方法】 園芸、フラワーアレンジメント、ハーブティー
【効能】 咳の緩和、抗炎症作用、去痰作用
【注意点】 特になし
ホアハウンドはヨーロッパ原産のハーブで、別名ニガハッカの名の通り
強烈な苦味があります。
葉や茎をつぶすとタイムに似た香りがします。
ホアハウンドの茎は直立して上部で分枝し、
葉は対生で細かい鋸歯があります。
茎上部の葉のつけ根付近を取り囲むように、白い花を多数つけます。
ホアハウンドは古くから薬用ハーブとして用いられ、古代エジプト時代には
既に民間薬として、せき止めに利用されてきました。
【ホアハウンドの効能】
ホアハウンドには去痰作用や抗炎症作用があり、咳止めや気管支炎、
皮膚炎の緩和に効果があります。
【ホアハウンドの利用法】
ホアハウンドの葉はハーブティーに利用しますが、 苦いのではちみつなどを加えるのがおすすめです。
その他、ドライフラワーや観賞用にも利用されます。
ホアハウンドは、よほど湿った場所でなければ、
比較的簡単に栽培することができます。
ホアハウンドは高さが15cmくらいに生長したら 半分くらいまでに摘心するようにすると、 枝がたくさん出て収穫量を増やすことができます。
ホアハウンドは過度の湿気を嫌う性質があるので、 下の方の枯れた葉を小まめに取り除き、 蕾も早く摘み取るようにすると株の老化を防ぐことができます。
強い耐寒性があるので、氷点下でも枯れません。 冬は霜にあたると地上部は枯れてしまいますが、 根は生きているので春になると再び新芽が出て育ちます。
【植える時期】 ホアハウンドの植え付けは4〜5月か9〜10月が適期です。
株分けにする場合も同様に4〜5月か9〜10月が適期です。 種まきの場合は3〜4月、9〜10月が適期になります。
【植える場所】 ホアハウンドは日当たりの良い場所に植えるようにしてください。 ただ、半日陰でも十分に育ちます。
【植え方】 ホアハウンドは繁殖力が旺盛で横に広がって生長しますので、 地植えにする場合には、深さ20cm以上の板で囲い、 他の作物と隔離するなどの工夫をするようにしてください。
【収穫時期】 ホアハウンドは5〜10月にかけて収穫できます。
【収穫方法】 8月頃に収穫を兼ねて、株元からすっきりと刈り込むと、 また新しい芽が出て、秋に収穫することが出来ます。
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