ワイルドストロベリー
バラ科 多年草
【学名】 Fragaria
Vesca
【別名】 ノイチゴ、ヨーロッパクサイチゴ、エゾヘビイチゴ
【将来的なサイズ】 高さ:30cm 幅:30cm
【花期】 3〜6月、9〜10月
【原産地】 ヨーロッパ〜アジア北部
【耐寒性】 あり
【利用部分】 葉、果実
【利用方法】 ハーブティー、料理、園芸
【効能】 腎臓や肝臓の機能の正常化、胆石
【注意点】 特になし
ワイルドストロベリーは、一般的に店先で売られているイチゴよりも
その果実はかなり小さいものの、「Fragaria=芳香のする」という
学名の通り、甘くフルーティーな香りが強いイチゴです。
愛らしい白い花が咲いた後につける赤く熟したワイルドストロベリーの
小さな実は、酸味と甘みのバランスがよく美味です。
ワイルドストロベリーの根出葉は、細く長い葉柄と3枚の小葉からなり、 小葉は卵形で鋸歯があります。
葉はビタミンやミネラルを多く含み、腎臓や肝臓の働きを助ける作用が
認められています。
葉は収穫後、乾燥させてから利用します。
花は長い花枝を出して先端で分枝し、白い5弁の花をつけます。
花後には1〜1.5cmほどの赤い実をつけます。
四季咲きで紅桃色の花をつけるピンクパンダなどの改良種もあります。
【ワイルドストロベリーの効能】
ワイルドストロベリーは腎臓や肝臓機能の正常化、 胆石に効果があると言われています。
【ワイルドストロベリーの利用法】
乾燥したワイルドストロベリーの葉は、ハーブティーとして利用されます。
果実はそのまま食べるか、ジャムなど加工されて食されます。
ワイルドストロベリーは乾燥に弱いため、
土が乾ききる前に水やりをするようにします。
また、肥えた土(砂地)を好むため、頻繁に追肥を行うようにしてください。
ワイルドストロベリーは、種子または苗で栽培しますが、 株分けで殖やすと比較的簡単です。
【植える時期】
ワイルドストロベリーの植え付けは4〜6月、9〜10月が適期になります。
株分けは3〜4月、7〜10月が適期です。
【植える場所】
ワイルドストロベリーは日当たりと排水性、保水性のよい、
肥えた砂地に植えてください。
【植え方】 一度ワイルドストロベリーを育てた場所で
同じように株を植え付けても、連作障害が出て充分育ちませんので、 地植えにする場合は新しい場所に植えます。
【収穫時期】
ワイルドストロベリーの収穫は3〜6月、9〜10月に行います。
【収穫方法】
ワイルドストロベリーの実の収穫は、果実が赤く熟したら
摘み取って生食するか、多く採れた場合はジャムなどに加工します。
葉は乾燥させて保存します。
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