カタクリ
ユリ科カタクリ属 球根植物
【学名】 Erythronium
Japonicum
【別名】 カタカゴ、カタコ、エリスロニウム
【将来的なサイズ】 高さ:20cm 幅:15cm
【花期】 4〜5月
【原産地】 日本、北米、ヨーロッパ
【耐寒性】 強い
【利用部分】 花、若葉、鱗茎
【利用方法】 料理、園芸
【効能】 健胃作用、収斂作用、強壮効果
【注意点】 特になし
カタクリは片栗粉で有名なハーブですが、
日陰でかわいらしい花を咲かせるので、 シンボルツリーの下花として植えることもできますし、 そのまま料理にも利用することができます。
カタクリは地面から紅紫色の斑紋のある葉を対生し、 葉の間から花柄を立て、紅紫色の花を下向きにつけます。
カタクリの仲間は北半球に25種類程が分布しており、 ピンク色や黄色の花を咲かせる品種もあります。
かつては鱗茎から片栗粉をとっていましたが、 現在市販されているカタクリ粉は、 じゃがいも(馬鈴薯)のデンプンになります。
【カタクリの効能】
カタクリには健胃作用や収斂作用、強壮効果などの 効能があることが認められています。
【カタクリの利用法】
カタクリの花や若葉、鱗茎は天ぷらや、
お吸いものなどにして食べることができます。
また、酢の物にすると、花のピンク色が映え、
シャキシャキとした歯ごたえで、おいしく食べることができます。
カタクリは早春から葉が枯れる時期にかけては、 水をきらさないように、土が乾いたら水をやり、 その後は、乾き気味に管理するようにしてください。
カタクリはナメクジに食べられやすいので、 葉や茎にキラキラとナメクジの這った痕跡を見つけた場合には、 ナメクジ用の誘殺剤をを使用してください。
カタクリは育つと球根が3〜4ヶに分かれますので、 花後6〜7月に球根を掘り上げて球根を分けて増やせます。
【植える時期】 カタクリの植え付けは9〜10月に球根を深めに植え込みます。
【植える場所】 カタクリは日陰や半日陰の場所に植えるようにしてください。
カタクリの球根は表面に皮がほとんどない裸状態で、
乾燥させると著しく弱ってしまいますので、やや湿り気味の土を好みます。 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。
【植え方】 カタクリの球根を植える際には、 10cmぐらいの深めに植え込むようにしてください。
【収穫時期】 カタクリの収穫は3月下旬〜4月が適期になります。
【収穫方法】 カタクリを収穫する際には、
土の上に出ている根元から刈り取って収穫してください。
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