サフラン
アヤメ科 多年草
【学名】 Crocus
Sativus
【別名】 バンコウカ、サフランクロッカス
【将来的なサイズ】 高さ:30cm 幅:10cm
【花期】 10〜11月
【原産地】 地中海沿岸〜小アジア
【利用部分】 雌しべ
【利用方法】 料理、ハーブティー、染色
【効能】 生理不順・更年期障害の緩和、発汗作用、健胃作用、鎖痛作用
【注意点】 妊娠中のハーブティーの摂取は控える
サフランは南ヨーロッパ原産のクロッカスの仲間で姿がよく似たハーブです。
スペインのバレンシア地方が、良質なサフランの栽培地として有名です。
サフランの葉は桧葉状につき、クロッカスに似た花は、
一つの花に赤い桂頭が3本つき、これを料理の色づけなどに使います。
サフランの収穫は、開花直後の朝露が降りる前に 3本に分かれた雌しべを手で摘み取ります。
柱頭は3万個の花から、わずか100gしか採れないため 非常に高価なものとして扱われます。
【サフランの効能】
サフランは発汗作用や健胃作用、鎖痛作用のあるハーブとして
昔から薬用とされてきた。
その他、生理不順や更年期障害の緩和の効果もあります。
【サフランの利用法】
サフランの乾燥した柱頭は香りと色づけに ブイヤベースやパエリアなどの料理に利用されます。
サフランは魚介類や米料理によく合います。
油には溶けないため、あらかじめ少量の湯に浸し、
色と香りを出してから使うようにします。
また、ハーブティーや染色にも使われます。
サフランは開花後、翌年の栽培のために、液肥を施して球根を太らせるようにします。
葉が枯れたら球根を掘り上げて、風通しのよい場所で乾燥させ分球し、 涼しい場所に保管するようにします。
この球根を、翌年、再度植えます。
植える時期:
サフランの球根の植え付けは8〜9月が適期になります。
植える場所: サフランは日当たりのよい砂地を好みます。
植え方: サフランを植える際は、排水良好の用土に 球根の3倍程度の深さに植えてください。
収穫時期:
サフランの雌しべは10〜11月の開花期にかけて収穫します。
収穫方法:
開花直後、3本に分かれた雌しべを朝露が降りる前に、手で摘み取ります。
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