エゴマ
シソ科シソ属 一年草
【学名】 Perilla
Frutescens
【別名】 ソアサ、ジュウネン、エグサ、アブラエ
【将来的なサイズ】 高さ:1m 幅:30cm
【花期】 8〜9月
【原産地】 東南アジア
【耐寒性】 なし
【利用部分】 種子、葉
【利用方法】 食用、香辛料
【効能】 食欲増進、抗アレルギー作用、血液浄化
【注意点】 特になし
エゴマは東南アジア原産のシソ科の一年草のハーブです。
東アジアを中心に食用に栽培されていますが、 日本にも古くに伝わり高冷地を中心に栽培されています。
エゴマの葉は対生の短卵円形で鋸歯があり、 茎は分枝して株立ちになり、白い花を総状花序につけます。
エゴマは食べ方がゴマとよく似ているのですが、 その成分や効能はゴマとは全く異なります。
エゴマはゴマの仲間ではなく、実はシソ科です。
【エゴマの効能】
エゴマには血液を浄化しさらさらにする効果がありますので、 脳梗塞や心筋梗塞、高血圧、高脂血症の予防や改善に効果があります。
また、抗アレルギー作用と消炎作用がありますので、 アレルギー反応と炎症の緩和、アトピー性皮膚炎、 アレルギー性疾患の緩和などの効果があります。
その他、生理痛の緩和、脳の老化/痴呆の防止、ガンの予防、 乳がん発生の抑制、鎮静作用、ダイエット効果など、 様々な効果があるといわれています。
【エゴマの利用法】
エゴマの種子はごまと同じように利用することができます。
また、葉を摘んで生のまま焼肉をまいたり、
刻んで薬味として利用することができます。
また、シソの用に巻き味噌や塩漬け、てんぷらにしても
美味しく食することができます。
その他、生やドライの葉はハーブティーにもなります。
エゴマは開花する1ヶ月ほど前に、 背丈90cm以上に生長したり、葉や株が混み合った場所は、 間引きや刈り込みを行うことにより通気性をよくします。
【植える時期】 エゴマの植え付けは4〜6月ごろが適期になります。
種まきの場合は5月〜6月が適期になります。
【植える場所】 エゴマは半日陰のやや湿った場所に植えるようにしてください。
【植え方】 エゴマを植える際は苗を株間30cm程あけるようにします。
種から育てる場合も、芽が手できて株が混み合ってきたら、 株間が30cmほどになるように間引くようにします。
【収穫時期】 エゴマの収穫は落花後1ヶ月の9月〜10月ごろか、 茎葉が3分の2程度黄化したころに、 1〜2個の実が黒く熟し始めたら刈り取るようにします。
【収穫方法】 エゴマの収穫の刈り取りが遅れてしまうと、 たくさんの実が落ちてしまいますので注意してください。
刈り取ったら株は1週間ほど日陰で乾燥させます。
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