クローブピンク
ナデシコ科 多年草
【学名】 Diantbus
Caryophyllus
【別名】 セイヨウセキチク、オランダセキチク
【将来的なサイズ】 高さ:30cm 幅:30cm
【花期】 7〜8月
【原産地】 南ヨーロッパ、北アフリカ、インド
【耐寒性】 半耐寒
【利用部分】 花
【利用方法】 料理、園芸、ヘルスケア、クラフト
【効能】 神経強壮作用
【注意点】 特になし
クリーブピンクはジリ・フラワーや、ソップス・イン・ワインという古い名を持ち、 花にはクローブに似た香りがあります。
以前は、その芳香ある花を、ワインの風味づけに用いたといわれています。 園芸植物として長い歴史を持ちます。
クローブピンクの学名のDianthusは、神の花という意味のギリシャ語に由来し、
和名のオランダセキチクは、江戸時代にオランダより伝わったためです。
クローブピンクは硬く目立つ節のある一本の茎に、 直径3cmほどの白かピンクの花が3〜5個咲きますが、
クローブピンクは、ナデシコ属数種の総称であり花色や形は
品種によってさまざまです。
【クローブピンクの効能】
クローブピンクは薬効や効能よりも、その香りや見た目を楽しむハーブですが、 神経強壮作用が知られています。
【クローブピンクの利用法】
クローブピンクを食用花として利用するときは、
花弁下部の白い部分に苦みがあるため、その部分は取り除くようにしてください。
クローブに似た芳香が特徴で、花の砂糖漬けから強壮酒をつくることができます。
イギリスでは花をぶどう酒の香りづけや魚料理、オムレツ、
サラダなどに利用されます。
クローブピンクは花が咲き終わったら、切り戻してやるようにすると、 翌年の花付きがよくなります。
夏はやや日陰の場所で育てます。
ハダニの予防には葉水をかけると効果的です。
【植える時期】
クローブピンクの植え付けは4〜6月、9〜10月が適期になります。
挿し木の場合は6月頃が適期になります。
【植える場所】
クローブピンクは日あたりと水はけがよければ、
土壌に関してはそれほど選びません。
【植え方】 夏には涼しいところで管理し、 秋に定植すれば、翌年も開花させられます。
【収穫時期】
クローブピンクの花の収穫は、7〜8月にかけて行うことができます。
【収穫方法】 花の咲く開花期に花を茎から切り取ります。
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