サントリナ
キク科 常緑低木
【学名】 Santolina
Chamaecyparissus
【別名】 サントリーナ、コットンラベンダー、ワタスギギク
【将来的なサイズ】 高さ:40cm 幅:40cm
【花期】 6〜7月
【原産地】 地中海沿岸
【耐寒性】 半耐寒
【利用部分】 葉、花、茎
【利用方法】 クラフト、園芸
【効能】 防虫効果
【注意点】 特になし
サントリナは地中海沿岸が原産の植物で、
草花のように見えますが常緑性の低木に分類されます。
葉や茎にワタのような細かい毛があり、草姿がラベンダーに似ているため 「コットンラベンダー」とも呼ばれれます。
枝はよく分枝し、葉は銀灰色で綿毛に覆われ、
肉厚で独特の芳香があります。
1本の花茎の先端に、1個だけ直径1.5cmほどの黄色の花をつけます。
基部より本質化し地植えにすると、4〜5年で幹が直径3〜4cm、
幅40〜50cm、高さ50〜60cmにまで生長します。
サントリナの葉には独特の香りがあり、イギリスではチューダー朝の以来、 花壇の模様や縁取りとして植えられています。
中世では薬として利用されましたが、中世やピクトリア時代以降には 香りの花束に加えられました。
サントリナはドライにして使いますが、ドライにしても黄色い花色や シルバーグレーの葉色は変わりません。
【サントリナの効能】
サントリナには防虫効果があります。
【サントリナの利用法】
ドライにしてラベンダーやタイム、サザンウッドなどと合わせると
、芳香ある衣装ダンス用の香り袋として防虫効果も期待できます。
サントリナの葉や花はブーケやアレンジメント、 リースの材料として利用することができます。
ガーデンの縁どりや生け垣にも適します。
サントリナは葉が密生して株が蒸れると、枯れてしまうことがありますので、 風通しの良い場所で栽培するようにします。
また、これを避けるために、高温多湿の梅雨、夏には枝を間引いてください。
水はやりすぎずに乾燥気味にします。
サントリナは比較的生長が早く、枝が込みやすいので、
こまめに刈り込みをするようにしてください。
花壇の縁どりに四角く刈り込んだり、間隔をあけて丸く仕立てたりします。
花の重みで株の形が乱れるので、花は早めの収穫をおすすめします。
【植える時期】 サントリナの植え付けは4〜6月が適期です。
挿し木は4〜5月と9〜10月が適期です。
【植える場所】
サントリナは日当たりと風通しのよい、乾燥した場所で育てるようにしてください。
【植え方】 庭植えの場合は、株元を腐葉土などで覆って防寒し、 強い風が当たらないように防風してください。
霜の心配がない暖地なら、特に何もしなくても冬越しできます。
【収穫時期】 サントリナの収穫は5〜8月に行うことができます。
【収穫方法】
花の時期には収穫を兼ねて、全体の半分くらいをばっさり刈り込みます。
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