チャービル
セリ科 一年草
【学名】 Anthriscus
Cerefolium
【別名】 セルフィーユ、ウイキョウゼリ
【将来的なサイズ】 高さ:50cm 幅:30cm
【花期】 6〜7月
【原産地】 アジア西部〜ヨーロッパ
【利用部分】 葉、茎
【利用方法】 料理、ハーブティー、ヘルスケア
【効能】 血行促進、消化促進
【注意点】 特になし
チャービルは全草に甘さを秘めた独特の風味があり、 フランス料理などによく使われるハーブです。
パセリよりも繊細で、甘さのある香りが好まれ、 フランスでは「美食家のパセリ」とも呼ばれます。
チャービルの茎は分枝して株立ちになり、 茎上部に小さな白い花を複散形花序につけます。
チャービルは古代ローマ人が好んで用い、 その後、ヨーロッパにもたらされたと言われています。
チャービルは加熱すると香りが消えるため、ドレッシングやサラダなど、
生で用いたり料理の仕上げに使うようにします。
チャービルは半日陰で育てることで、一段と香り高くすることができます。
【チャービルの効能】
チャービルはビタミンやミネラルを多く含み、
消化促進や血行促進作用があります。
【チャービルの利用法】
チャービルはフランス料理のフィーヌゼルブには
欠かせないハーブの1つです。
卵料理や魚料理、鶏肉料理、スープ、サラダとの相性が抜群です。
チャービルは加熱することで、風味が落ちてしまうので、
調理の最後に加えるか、短時間の加熱で仕上げるようにします。
チャービルは、夏は直射日光を避けて風通しをよくするようにします。
収穫を兼ねて間引くようにするとよいでしょう。
植える時期:
チャービルの植え付けは、3〜5月および、9〜10月が適期になります。
種まきは4〜5月と9〜10月が適期です。
植える場所:
チャービルは肥沃でやや湿り気があり、半日陰の涼しい場所に植えるようにします。
強い直射日光は避けるようにしてください。
植え方:
チャービルは移植を嫌うため、直接、種まきで栽培するのがおすすめです。
種まきの場合は元肥を施してから直まきし、株間は10cmほどあけるようにします。
収穫時期:
チャービルの葉の収穫は、3〜6月、10〜11月にかけて行うことができます。
収穫方法:
チャービルの収穫は、上記の収穫期に、風通しが良くなるように行うとよいでしょう。
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