スイートバイオレット
スミレ科 多年草
【学名】 Viola
Odorata
【別名】 ニオイスミレ
【将来的なサイズ】 高さ:15cm 幅:30cm
【花期】 2〜4月
【原産地】 ヨーロッパ
【耐寒性】 あり
【利用部分】 花、葉
【利用方法】 料理、ハーブティー、クラフト、園芸
【効能】 不眠症の解消、咳症状の緩和、利尿作用、鎮静作用
【注意点】 根には毒があるので注意
スイートバイオレットは、まだ寒さが残る早春から咲き始め、
甘い香りを漂わせるので、春を告げるハーブとして人気があります。
花は紫色が一般的ですが、赤紫色や白色、薄黄色など、
様々な色の品種があります。
スイートバイオレットの花はとてもかわいらしく、
葉も丸いかわいらしい形をしています。
バイオレットという名前はギリシャ神話に由来すると言われており、
香りとともに可憐な草姿が愛され、絵皿やティーセットなどのモチーフとして 頻繁に描かれてきました。
古代ローマ人はこの花からワインを作り、 古代ブリテン人は化粧品に用いたと言われています。
【スイートバイオレットの効能】
スイートバイオレットの花や葉で作るハーブティーは、 不眠症やせき止めに効果があります。
また、去痰作用や利尿作用、緩下作用、 神経疲労や興奮を和らげる効果もあります。
【スイートバイオレットの利用法】
スイートバイオレットの濃い紫色の花は食用花としてサラダの彩りや シロップの風味づけなどに利用されます。
花びらに砂糖をかけた砂糖菓子は、ケーキなどに添えると素敵です。
ハート形の葉からはオイルが採取され、香水の原料として使われます。
また、お湯で薄めてハーブティーにしたり、うがい薬にしたりと、冬には重宝します。
スイートバイオレットへの肥料の与えすぎは、開花に影響するため注意してください。
スイートバイオレットは高温乾燥に弱いので、
夏場は水切れさせないように注意してください。
わざわざ種まきをしなくても、こぼれ種やランナーで次々に増えます。
多年草ですが、徐々に株の勢いが弱まるので、
秋に葉や株が増えた時期に株分けを行い、株を更新し、若返らせるようにしてください。
【植える時期】
スイートバイオレットの植え付けは、9〜10月が適期になります。
また、株分けは5月、9〜10月が適期です。
【植える場所】
スイートバイオレットは日当りのよい場所を好みますが、 夏は半日陰になる場所に植えます。
【植え方】
スイートバイオレットは種からでも育てることができますが、
発芽率が悪いので、苗を購入した方が簡単に育てられます。
【収穫時期】
スイートバイオレットは2〜4月にかけて、収穫をすることができます。
【収穫方法】
スイートバイオレットの葉の収穫は、若い葉を収穫するようにします。
また花の収穫は、咲いた当日に行います。
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