カールドン
キク科 多年草
【学名】 Cynara
Cardunculus
【別名】 グローブ・アーティチョーク、チョウセンアザミ
【将来的なサイズ】 高さ:1m 幅:30cm
【花期】 6〜9月
【原産地】 地中海、カナリア諸島
【耐寒性】 あり
【利用部分】 葉、花
【利用方法】 料理、クラフト、染色
【効能】 肝機能強化、脂肪分解、便通作用、むくみの改善
【注意点】 特になし
カールドンはアーティチョークと同種のもので、 花托や若葉を料理に利用することができます。
ガクが薄く細くとがっていることと、葉の切れ込みが深く、
先端が鋭いトゲ状になっていること、花の色の違いが、
アーティチョークとの主な違いです。
カールドンの花の色は赤紫色ですが、 アーティーチョークはどちらかと言えば桃紫色です。
カールドンがアーティチョークの原種だと考えられています。
【カールドンの効能】
カールドンには肝機能強化や脂肪分解、便通作用、むくみの改善など
ダイエットに効果があります。
【カールドンの利用法】
カールドンの蕾もアーティチョーク同様に 食用として料理に利用することができます。
開花直前のつぼみを丸ごとゆで、1枚ずつはがし、 好みのソースなどをつけて食べます。
開花直前に収穫する充実したつぽみと葉は、 乾燥させてお茶や薬用酒に利用します。
その他、花が咲いた後はフラワーアレンジメントや
ドライフラワー、染色などに利用できます。
カールドンを育てる場合には、まず種をまき、ある程度大きくなってから、 定植すると蕾をつけやすくなります。
5月ごろに追肥をし、収穫後にも追肥します。
【植える時期】 カールドンは9月に種をまき、ポリポットで育苗したのち、 翌年の4月ごろに定植すると、つぼみをつけやすくなります。
【植える場所】
カールドンは日当たりを好むので、日当たりのよい場所に定植してください。
また、半耐寒性なので、あまりにも寒い場所は、避けて植えるようにしてください。
【植え方】
カールドンを植える際には、深めに土を耕して元肥を入れるようにします。
株は直径1mほどにも生長するので、株間は1m以上あけるようにしてください。
【収穫時期】 カールドンは5〜6月に蕾が大きくなりますので、 食用にする場合には花を咲かせる前に収穫します。
花をドライフラワーやクラフトにする場合には、6〜9月が収穫期になります。
【収穫方法】 食用にする場合は開花前に収穫するようにします。
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