オオバコ
オオバコ科 多年草
【学名】 Plantago
Asiatica
【別名】 シャゼンソウ
【将来的なサイズ】 高さ:15cm 幅:30cm
【花期】 4〜10月
【原産地】 日本、中国
【耐寒性】 強い
【利用部分】 全草
【利用方法】 薬草、ハーブティー
【効能】 収斂作用、解熱作用、利尿作用、強壮作用
【注意点】 雑草化に注意
オオバコは生命力が強く日本各地の道ばたに自生し、 高地から平地に見られる多年性の薬草です。
車に踏まれても育つ程のたくましい植物なので、 全草を車前草や種子の部分は車前子と呼ぶこともあります。
オオバコは長さ15cm前後の広卵形の葉を根生し、 10〜20cmの花茎を伸ばして、小さな花を穂状につけます。
【オオバコの効能】
オオバコには咳止め効果や解熱作用、むくみの解消、利尿作用、
腫れ物、ものもらいの症状の緩和、下痢止め、止血、
強壮などの様々な効果があります。
【オオバコの利用法】
オオバコは全草や種子を薬草として利用するほか、
乾燥葉をハーブティーに利用することもできます。
オオバコは元来たくましい性質ですので、
あまり手を加えずに簡単に育てることができます。
発芽後は茎葉が混んできた所から、 こまめに間引きするようにするとよく育ちます。
【植える時期】 オオバコの植え付けは4〜6月ごろが適期になります。
【植える場所】 オオバコは日当たりのよい場所に植えるようにしてください。
しかし、耐陰性も強いので日陰でも十分育てることができます。
【植え方】 オオバコは生命力と繁殖力が非常に強いので、 地植えにすると雑草化し他の場所まで侵出するので、 囲いを作って栽培するようにした方が無難です。
【収穫時期】 オオバコの収穫は全草を収穫する場合は7〜8月、 種子の収穫は9〜10月が収穫期になります。
【収穫方法】 オオバコを収穫したら、水洗いをして日干しにします。
種子を採取する場合は、収穫して乾燥させた穂をたたいて収穫します。
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