どんな植物にも病害虫は発生してしまうものです。
早期発見、早期対処で、被害を最小限に食い止めることが肝心です。
ここでは、病害虫を発見した際の対処法や、
事前に防ぐための対策について紹介します。
ハーブは比較的病害虫に強い植物ですが、 病害虫の被害をゼロにすることは非常に困難です。
病害虫の予防に最も大切なことは、 よい用土とよい環境で健全な株に育てることで、 枯れ葉や雑草は常に取り除くようにしてください。
ハーブは飲食用に利用する目的で育てる場合には、 なるべく薬剤を使わないようにしたいものです。
病気を見つけた場合には、病気の部位を取り除き、 ほかのハーブに移らないよう隔離してください。
虫は、箸などでつまみ取ります。
アブラムシは手袋をはめた指で取り除き、
被害の多い枝は切り取りるようにします。
ハーブの栽培は、無農薬栽培が理想ですが、無農薬栽培は
手間がかかる上に、病害虫の被害に遭ってしまうことも多々あります。
また、農薬を用いることは、必ずしも悪いことであるとは限りません。
無農薬にこだわりすぎると栽培自体がストレスとなってしまいます。
下記が限りなく無農薬栽培をする際におすすめのポイントです。 また、仮に農薬を使っても最小限に抑えます。
・環境を整えて、適切な管理をする。 ・コンパニオンプランツを利用する。 ・常によく観察し、早期発見に努める。 ・植物エキス利用の防除液を作る。 ・薬剤は残留性の低いものを選ぶ。 ・薬剤の使用回数を決める。
ハーブの病害虫は早期発見を心がけ、植物エキスによる
防除液の使用するにより、被害はかなり少なくすることができます。
ハーブと木酢液などを利用して作るオーガニックなスプレー剤は
殺菌、抗菌、駆虫作用などを期待することができ、
害虫を防ぐのに効果があります。
作り方は、ビンなどの密閉容器に基本の分量として ドライのレッドペッパー4g、ガーーリック20g、コモンタイム、
コモンラベンダー、ペパーミント、ナスタチウム、ドクダミなどを各適量入れ、
焼酎500cc程度を注ぎ、1ヶ月以上つけ込み、
それをこした液に木酢液200ccを加えて混ぜます。
使用の際には水で500倍以上に薄め、
展着剤として黒糖(黒蜜糖・黒砂糖で)を少々を入れます。
【ハーブピネガーも虫よけに】
食用よりも濃いめに作った ハーブビネガーを水で
500〜1000倍程度に薄めて使用します。
うどん粉病にある程度有効です。
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